【水曜はCharismaの人たち】2・レアバード
Charismaレーベルのスタートが軌道に乗ったのは、レアバードのシングル”Sympathy”がヨーロッパで大ヒットしたこともあったと思います。2人のkb奏者がしっかり、オルガン担当とピアノ担当に分かれたスタイルは後のプロコル・ハルムにも影響を与えたかもしれません。古式ゆかしいオルガンの入ったクラシカルロックでしたが、グラハム・フィールドが辞めてからバンドは意外にもファンキーロック方面に進み、そういうファンの間でその時期は評価が高いというパターンはバジャーと同じでしょう。gなしの4人組で意外と激しい曲もあります。voとbassのスティーヴ・ボルトンはヘッドストーンへ、dsのマーク・アシュトンは後年渡米しsswとしても活動していました。Beat Clubの映像で”Beautiful Scarlet”です。
https://www.youtube.com/watch?v=Ff4HTKT_ejM
【名曲リレー1955】mystery#3
■Mystery Ship / Fuse(‘70)
チープ・トリックのデビューが77年ですので、このフューズ(当時の表記名はヒューズ)がデビュー作を出してから7年の間リック・ニールセンは何をやってたんだろうと思います。日本で当時リリースされていたというのもすごい。結構伝統的なスタイルの米ハードロック。“Mystery Ship”のイントロはすこぶるカッコイイです。ニールセンはkbをメインとしてました。
https://www.youtube.com/watch?v=HBqJGZi2YvY