Another Days

tomorrow's another day、some say …

ミラー、ケイス

 

 

【金曜はフランキー・ミラー関係】Standing On The Edge

長年のChrysalisとの契約を切られ、Capitolに移籍した82年の「Standing On The Edge」はまさに自身の心境だったのかもしれません。時代はミラーのようなvoには全く逆風で、今回はマッスル・ショールズ録音で、バリー・ベケット(kb)、デイヴィッド・フッド(b)、ロジャー・ホーキンス(ds)、ウェイン・パーキンス、ピート・カー(g)らが参加。時代に迎合した音ではありませんが、ボブ・シーガー的なものをレーベルは望んでいたのかもしれません。曲はほとんどオリジナルでこれまたヴェテランのアンディ・フレイザー(元フリー)との共作でした。 ジャケットがまたらしくない。この”Firin' Line”はムーン・マーティンとの共作で、ロバート・パーマーがカヴァーしたマーティンの”Bad Case Of Lovin' You”的なメロディーであります。

結局これもセールス的に厳しく、Capitolとの契約は切れてしまうのです。

https://www.youtube.com/watch?v=TsHbfJ0FR0g&feature=emb_logo

 

 

【名曲リレー1410】day#3
■Three Days Straight / Peter Case('86)
プリムソウルズからソロになったピーター・ケイスは、80'sでもフォーク・ロックがちゃんと息づいていることを教えてくれたのでした。Tボーン・バーネット、ジョン・ハイアット、ロジャー・マッギンといった名前がクレジットされた初ソロ「Peter Case」(Geffen)は新しい才能にヴェテランが手を貸してるのを見て力強く思ったものでした。この”Three Days Straight”は多分ヴィクトリア・ウィリアムズのコーラスが印象的なフォークロック。