【月曜の女たち】パム・ロビンス(Pam Robins)
【名曲リレー1392】fairy#3
■Fairy Prince Rainbow Man / Ruthan Friedman
ルーサン・フリードマンの「Constant Companion」('68)。アソシエーションの”Windy”の作者と言う事しか知らなかった女性フォーキーsswのファースト。全編弾き語りでフツーなら僕は飽きてしまうんですが、独特の浮遊感がそれを妨げます。たとえばトレイシー・ソーンのCherry Red盤の隣に置いてもおかしくない1枚。ジャケの奇妙なイラストはヨーマの弟、ピーター・コウコネンでルーサンとは一緒にピートラスと言うデュオを組んでたらしいです。この”Fairy Prince Rainbow Man”は、気高い美しさがあります。
https://www.youtube.com/watch?v=14cAOZIICt4
【先週の読書】10月第1週
昔から気にはなってたんですがやっとタイミングもあって読めました。祖母の死の知らせと共に田舎で祖母と暮らした日々がよみがえる、少女の回想。一気に読めました。17年に出た愛蔵版ともいえる本書には関連作品「ブラッキーの話」「冬の午後」「かまどに小枝を」が追加収録されてますが、文庫に入ってた「渡りの一日」が未収録なのが惜しいです。
久しぶりに「きょうでき」を読んだら10年後の続編が読みたくなった。こちらは4年ぶりの再読ですが、仕事を持って忙しくなったみんなの十年後の或る日の出来事をつづります。こっちも好きです。