Another Days

tomorrow's another day、some say …

チープ、ガイルズ

【水曜アメハー】チープ・トリック

77年ごろ、女子やティーンに人気だったのがクィーン・キッス・エアロスミス(なぜかこの並びなのは語呂のせい?)。クィーンは鰤なんですが、ある程度ルックス分も加味されてる事、タイトな演奏の中に少しだけポップな要素もあった事、MLなど雑誌でよく取り上げられたということもありました。彼らに続け!とばかり各社はいろいろ出してきます。その一番手はチープ・トリックでした。元々はフューズというサイケ風味のハードロック・バンドにいたリック・ニールセン(g)を中心に、見た目が「いい」二人と「ユニークな」二人の4人組。ヴィジュアル的な部分もウケて(もちろん渋谷某氏の大プッシュもありました)、ブドーカンの名前を世界中にとどろかせたライヴ盤も出しました。少なくともファーストはソリッドな都市の(地下室の)ハードロックの典型。

https://www.youtube.com/watch?v=YKYKaHQbWvc

【名曲リレー1313】lost#3

■Must Got Lost / J Geils Band('74)

J・ガイルズの「悪夢とビニール・ジャングル」からのシングル。”Centerfold”(#1)が出るまでは最大のヒットでした(#12)。EMI America時代の80'sのJ・ガイルズを否定するわけではないけど、ブルーズとソウルに根差したAtlantic時代のJ・ガイルズっていい曲いっぱいあるのにヒットには結びつかなかったので、全米的なブレイクは80's以降になってしまって、なんとなく割り切れないものを感じます。同じことはポコにも感じるのですが。

https://www.youtube.com/watch?v=avSyXCCY8IA