Another Days

tomorrow's another day、some say …

バドカン、ホワイトブーツ

【土曜はメリケン一周】Oh Atlanta / Bad Company('79)

オリンピックも行われたアトランタも”Hot ’Tlanta”(オールマン)や”Oh Atlanta”(リトル・フィート)”Atlanta's Burning Down”(ディッキー・ベッツ&グレート・サザーン)などで歌われています。バッド・カンパニーが「Deolation Angels」でやった”Oh Atlanta”はフィートとは別曲で、Swan Song期のバドカンはサザンロックに接近したイメージあるんでこういう曲わかります。歌詞には”On my way back from Georgia”とあります。

https://www.youtube.com/watch?v=cyjn1LZ-Dos

 

ジョージアを東に向かうとサウス・キャロライナですが州境はサヴァンナという大きな川です。カンケーない気もしますが(やたら同じ名前の町ってアメリカはある)、ドゥービーを辞めた後のトム・ジョンストンが最初のソロでちょっとディスコっぽいやつをやってました。マーク・ジョーダンのclavinetがファンキーでした。”Savannah Nights”。

https://www.youtube.com/watch?v=4elE-kKMaog

 

【名曲リレー1253】let#3
Let No One Come Between Us / The Whyte Boots('66)
ホワイト・ブーツの"Nightmare"('67,Phillips)は、シャングリラ-スやシャドウ・モートンへのオマージュのようなデス・ソングで陰鬱なarr、そっけないが力強いvo、途中の語りなど、見事なものです。白いブーツをはいた3人の女性がジャケットに移っていますが(ロンダ、ペイジ、キャシー)、これは架空のグループで、作者のパム・ソーヤーとロリ・バートンが作り上げたものです。同じ年にリリースされたバートン(リズ・テイラー風のルックスからバートンを名乗っていたといいます)のソロ「Breakout」(Mercury)で、ホワイト・ブーツ名義の曲をあっさり入れてネタを明かしています。その"Nightmare"のB面に入っていたのがソフト・ロック風な"Let No One Come Between Us"で、なんともA面曲との落差がすさまじい清楚なナンバーです。