Another Days

tomorrow's another day、some say …

ジョー、イーグルス

【木曜はクリムゾン関係】ゴードン・ハスケル
 
グレッグ・レイクに続く2代目voがゴードン・ハスケルですが、フリップの旧友ながらずいぶん後に出たボックスではvoパートを差し変えられてしまったりと結構かわいそう。「Liazard」ではゲストのジョン・アンダーソンのvoの方に耳を奪われがちですが、A面の4曲は結構好きです。60'sにはカルトな人気を誇ったビートバンドのフラ・ダ・リーズにいたり、脱退後はGSの加藤ヒロシ(元リンド&リンダーズ)が渡英して組んだジョーに参加(dsはカーヴド・エアーの「Air Cut」で叩いたジム・ラッセル)し、そのジョー山口百恵のロンドン録音に加わった事から、ハスケルディスコグラフィーに百恵ちゃんが加わることになったとか、ヘンなトリヴィアも多い人。ソロは意外なフォークロック路線で人気あります。ディスコっぽいとか言われたジョーは、今聞くと意外とファンキー路線でした。
 
【名曲リレー1230】on#2
■On The Border / Eagles('74)
いつも書いてる事ですが...
ニクソン大統領のウォーターゲート事件を皮肉って、政府が個人のプライバシーに過剰に踏み込むことを批判しているらしい(Songfactsのサイトから)のですが、このテーマ今の日本でも十分通じますよね。アルバム・タイトル曲なのにライヴで1回しかやってない(バーニーの曲だからという意見もありました)、という不思議な曲。鋼(ハガネ)のようなgがそれまでのさわやかなイーグルスのイメージを覆します。途中ランディ、バーニー、グレン、ヘンリーの順で一節づつ歌うところ等結構聞かせどころあり。クレジットでT.N.T.S.(何だ?)のクレジットがあるCOACHとはprodのビル・シムジクの事です。砂嵐のようなノイジーなgも印象的です。