Another Days

tomorrow's another day、some say …

エアーズ、イーグルス

【土曜は世界一周】 Carribean Moon / Kevin Ayers('73)

パナマから陸路を通らず船で北上するとカリブ海です。ケヴィン・エアーズがこういうカリブの月の歌を歌ってるのは昔は不思議でしたが、この人はスペインのマジョルカだのイビザだのでヴァケーション取るのは得意でした。73年のシングルで昔は「Odd Ditties」でしか聞けませんでしたが、いまでは「Bananamour」のCDにボーナスで入ってるのかな。

https://www.youtube.com/watch?v=m-C2Ar4gpi8

 

カリブ海には無数の島があって中米の小国となっています。東の方からグレナダ、セント・ヴィンセントおよびグレナディーン諸島、バルバドス...この辺の出身で渡英した黒人と白人の混成バンドにファウンデーションズがありました。親しみやすいポップなメロディーのヒットを60's末に連発してます。一番は”星のベイビー”という邦題がついた”Baby Now That I've Found You”('67)で、英#1となりました。

https://www.youtube.com/watch?v=EWdeWITHb6c

 

西へ向かうとドミニカとハイチです。ドミニカはプロ野球の助っ人外国人でおなじみ。ハイチはいまでもヴードゥー教のイメージなんですが。珍しくジミ・ヘンがつべにありましたので(これだけのビッグネームなのに正規の音源がコントロールされててすぐ消されます)。もちろん"Voodoo Child"です。

https://www.youtube.com/watch?v=IZBlqcbpmxY

【名曲リレー1190】those#2

■Those Shoes / The Eagles('79)

散々時間がかかった「The Long Run」でしたが、なかなかいい曲がそろわず明らかな埋草(”Disco Strangler”や”Greeks Don't Want No Freaks”)でお茶を濁さざるを得なかったのはアルバムを出さねばというものすごいプレッシャーでしょう。ジャケットのイメージ通りどよーんとした暗さを感じさせますが”Those Shoes”は、ウォルシュとフェルダーの2本のgのからみがもっと評価されてもいい後期イーグルスの名演です。ライヴでこなれればもっと良い演奏になっただろうなあ。動画はフェルダーがいた頃の再結成ライヴ(99年です)。

https://www.youtube.com/watch?v=tBLzFeOHtnM