Another Days

tomorrow's another day、some say …

マーヴィンタミー、ウォルシュ

【月曜A&B】マーヴィン・ゲイ&タミー・テレル
 
「社会派」に目覚める前のマーヴィン・ゲイは、60'sMotownのポップスターでした。とりわけタミー・テレルとの一連のデュエットものは、素晴らしい。タミーは闘病の末亡くなってしまったのですが、マーヴィンはそのショックで奇異な行動をとるほど追い詰められてたようです(そのあと「What's Going On」が生まれるのですが)。このデュオというとやはりこの曲が一番好き。”Your Precious Love”(’67)です。「ローディー」のサントラで、スティーヴン・ビショップとイヴォンヌ・エリマンのデュオもカヴァー。
 

【名曲リレー1178】never#2

■You Never Know / Joe Walsh('82)

ジョー・ウォルシュにしては珍しいファンク調のナンバーで、マイアミはTKレーベルでセッション・マンとして活動していたジョージ・チョコレート・ペリー(b)の参加あるのかなあ。ハードロックとブルーズとファンクが一緒になったような曲。「There Goes Down The Neighborhood」というなんとも訳しにくいタイトルのアルバムから。コーラスは当時の奥さん、ジョディ・ボイヤー(第3夫人)です。この間の娘がシンガーのルーシー・ウォルシュです。

https://www.youtube.com/watch?v=HUnrp1LdlHk

https://www.youtube.com/watch?v=35J-3kWoDTI

 【先週の読書'20】⑧2月第3週

・「黒武御神火御殿~三島屋変調百物語六之続 」( 宮部みゆき毎日新聞社)は、シリーズ6作目。語り手が女性から男性に変わっても新味がなくそろそろ飽きてきたかなあ、と思い読み始めたのですが、300ページにわたる中編の表題作第4話は、もう長編級のすごい話でした。おもえば第1作にもそういうすごい話があって、原点に返ったような怖さを感じます。よくこんな話思いつくなあ。

・でその余波で(すごいの読むとそのあとこうなることはよくある)そのあとはあまり続かず、久々の誉田哲也の警察小説「背中の蜘蛛」(双葉社)は、スノーデン事件のヒントを得たようなサイバーものはイマイチ感あり。

「猫と針」(恩田陸、新潮社)は、「中庭の出来事」「チョコレート・コスモス」で芝居を題材にした関係で、取材の流れで演劇集団キャラメルボックス(遠い昔いくつか見た見たことありますが、好みではなかったのです、すいません)に戯曲を書くことになったといういきさつ。喪服を着た高校時代の映研部の仲間が5人集まって…といういつもながらのミステリアスな会話劇です。面白いかどうかはよくわからない(という作者の弁は本音と同時に僕の素直な感想)。結局何だったんだ!といういつもの話ではあります。

 
【洋FC】
こんにちわ。ウッドつながりでもう一人。スチュアート・ウッディ・ウッドにしようかと思いましたが曲が思い浮かばないんで、ロイ・ウッドです。yとnではずいぶん音楽が違います。ヴィジュアルを日常的に見れるヨーロッパに住んでたら、まずは好きにならなかったろう音楽。その点(昔の)日本は、耳だけでした(情報入ってこなかった)から。
ソロ名義のものから選びました。大好きな「Boulders」からポップな”Song Of Praise”です。