Another Days

tomorrow's another day、some say …

キャシマク、MW&F

【先週の読書'20】②1月第2週
 
・初読みの作家さんがアタリだとやっぱりうれしい。「十三階の女」(吉川英梨、双葉社)は、ハードな公安女刑事もの。冒頭の畳みかけるような展開は結構すごかった。このシリーズ以外にも出てるのですが図書館にはない(^^;
・「夏への扉・新訳版」(RAハインライン早川書房)に関しては別で書いたので割愛。多くのレスといいねがこっちでも読書グループでもついて、いかにこの作品が日本人読者に愛されてたかを改めて知りました。
・恩田街道36番目は「木洩れ日に泳ぐ魚」(恩田陸、文春文庫)。お得意の血縁ものに舞台劇の様な引っ越す前夜のアパートの一室の朝まで住人の男女2人による会話劇。本筋とはカンケーないですが、カレー好きな彼に歓心を買うために付き合いだした彼女が別離の際に「私カレーそんなに好きじゃない」と言われ、彼女にカレー否定されたことに彼がものすごくショックうける話でてきますが、ものすごく共感(^^;
・「灰夜」(大沢在昌光文社文庫)は新宿鮫VII。孤立無援のアウェーで苦境にさらされた鮫島ピンチという話。さすが。
 
【木曜はジェファーソン関係】ピート・シアーズ
 
元々はフラ・デ・リスというビート・バンドにいたピート・シアーズはイギリス人で、ロッド・スチュワートの初期の作品によく顔を出してました。その後ブルー・チアーのリー・スティーヴンスのシルヴァー・メーターに参加したあたりからJAファミリーと交流を持ち、JSのデビューとなった「Dragon Fly」からスターシップのファーストまで付き合っています。ここで貼るのはキャシ・マクドナルドのソロ「Insane Asylum」('74)で1曲目の”Bogart To Bowie”では曲を書きbassとkbを担当。マクドナルドはビッグ・ブラザー&ホールディング・Coにいた女性シャウターです。
 
 
 
 
 
 
 

【名曲リレー1135】morning#3

■Lady Of The Morning / Marvin Welch & Farrar('71)

シャドウズのギタリストのハンク・マーヴィンとブルース・ウエルチが、ジョン・ファーラーと組んだCS&Nタイプのハーモニー・グループ、マーヴィン、ウエルチ&ファーラーの71年のシングルです。2枚目の「Second Opinion」(Regal Zonophone)に収録されてます。しかし美メロだなあ。

 

https://www.youtube.com/watch?v=SJesLCfMUDg