Another Days

tomorrow's another day、some say …

デルグレ、マジシャンズ、まりや

【名曲リレー878】cry#3

■An Invitation To Cry / The Magicians('66)

ゲイリー・ボナー=アラン・ゴードンのコンビはタートルズの"Happy Together"、ラヴィン・スプーンフルの"Me About You"などを書いていますが、アラン・ジェイク・ジェイコブズ、ジョン・タウンリーと組んでいたのがマジシャンズです。「Nuggets」に収録されて知られるようになった"An Invitation To Cry"はダーティなムードのフォークロックです。結局アルバムを残すことなく解散してしまったグループですが、65年から66年にかけてColumbiaに残した4枚のシングルに、未発表曲を加えたものが、Sundazedから99年に出ました。陽性のメロディーを持ったカラッとしたフォークロックというよりは、憂いを帯びたやや暗めのメロディーでした。

 

https://www.youtube.com/watch?v=ucpVtYNqkGA

 

【和ものの土曜日】竹内まりや

この前ボーナス付きリマスターで再発された竹内まりやの「Porytait」('81)が最近よく車の中で流れてます。結婚休業前の1枚で、改めて力作だと思います。復帰後の作風とイメージ戦略が好みではないので、ほとんど聞いてないのですけど。”悲しきNight & Day”は定評あるハチロクもののロッカバラードでオールディーズ・マインド満点です。

https://www.youtube.com/watch?v=BJhImUADva0

 

【鱧の40曲】4・B Movie Box Car / Delbert & Glen('72)
 
デルバート・マクリントンの有名なエピソードで、若いころブルース・チャネルの”Hey Baby”で吹いたハーモニカをビートルズ時代のジョン・レノンがほめたというのがあります。テキサス出身のsswで、ブレイクするのは80’sですけど、70’sにグレン・クラークと組んでのデルバート&グレンとして活動。かなり渋いスワンピーな内容のアルバムがあります。72年の”B Movie Box Car”(後年ブルーズ・ブラザーズがカヴァー)でもしっかり黒いハープが聞けてゴキゲンなのです。