Another Days

tomorrow's another day、some say …

ジャネット、フレンズ、ミラー

【月曜の女たち】ジャネット(Jeanette)

詳細は不明の英国生まれのスペイン人シンガーです。74年の”Por Que Te Vas”というヒット曲があって、これがカルロス・サウラ監督の映画「カラスの飼育」('75)に使われてヒット。この映画は、のちにヴィクトル・エリゼ監督の「ミツバチのささやき」で日本で有名になるアナ・トレントが主演した、もう1つのアナの物語でした。このジャネットのポップス調の曲が軽妙で映画にいいアクセントをつけています。映画はカンヌで審査員特別賞受賞。日本公開は、当然「ミツバチ」以後の80'sでした。ちなみにこの曲カヒミ・カリイもカヴァーしたそうです。

https://www.youtube.com/watch?v=SLxrrE6wC5I

https://www.youtube.com/watch?v=KVpSAvW4Emw

 

【名曲リレー808】journey#2
■Journey From Eden / Steve Miller Band('72)
 
ティーヴ・ミラーの低迷期といわれる時期の1枚「Recall The Beginning」からのメランコリックなバラードです。dsは固定できていませんが、ジェラルド・ジョンソン(b)が合流し、第2期黄金期へ向けてメンツがそろいつつありますね。
 
ネオアコ的な30曲】7・フレンズ・アゲイン
 
フレンズ・アゲインはアズテック・カメラの成功後スコットランドから登場したネオアコ第2世代(そんなものは実際ないのですが)で、決定的なものがなくシングル数枚とLP1枚で消えました。カシャカシャいうgが小気味いい"Lucky Star"も甘酸っぱさをたたえた”Sunkissed”もいいのですが何かが足りないのです。ここで挙げたのはLP「Trapped And Unwrapped」('84)に入った”Old Flame”。僕はアル・スチュワート的なものを当時感じてました。解散後メンバーはラヴ&マネーを結成。
 

 

トラップド・アンド・アンラップド

トラップド・アンド・アンラップド