Another Days

tomorrow's another day、some say …

マースデン、カラーフィールド、パラディン

 

【紫一家の50曲】48・Brief Encounter / Bernie Marsden('79)

UFO~ワイルド・ターキー~ベイブ・ルース~パウエルズ・ハマー~PAL~ホワイトスネイクを渡り歩いたバーニー・マースデン初ソロ「And About Time Too」(Parlophone)は、ブルーズ、フュージョン、ポップと様々な要素がまじりあった1枚で、コージー・パウエル、ドン・エイリーのハマー組、ペイス、ロード、ニール・マレイのホワイトスネイク組以外にもサイモン・フィリップスジャック・ブルースが参加。これらのメンツの組み合わせの妙が楽しめます。"Brief Encounter"は、ブルージーなインストで、ロード、ペイスのパープル組にブルースとエイリー(syn)が参加しています。日本盤は東芝EMIからではなくパープルのマネージメントをやっていたジョン・コレッタが絡んだトリオのTRASHと言うレーベルからのリリースで、パープルの「Live And Rare」や「Live In London」などがトリオから出たのもこの辺の大人の事情でしょうか?

https://www.youtube.com/watch?v=8TlZM54KZbo&fbclid=IwAR31kLiH8nIMGKfClS0b6Qqk82abnh5BLuO8Pq7hPMIIx3f9c7swU8Scm8k

 

AND ABOUT TIME TOO

AND ABOUT TIME TOO

 

 【日曜トリオ】カラーフィールド

スペシャルズ~ファン・ボーイ・スリーのテリー・ホールが84年に組んだ3人組がカラフィールド。折からのネオアコのブーム(と勝手に思ってたのですかど)に乗ってボッサ的な"Thinking Of You"がヒット。ミシェル・ルグランフォー・シーズンズ曲も取り上げるなど、ペイル・ファウンテンズほどではないけど非ロックのエッセンスをちりばめたこの時期もなかなか充実してました。

https://www.youtube.com/watch?v=cjHWPhINufs

【名曲リレー800】world#2
 
■Watching The Word Pass By / Paladin('72)
 
ロジャー・ディーンが描いたジャケで一番好きな部類に入るのがパラディンの2枚目「Charge!」だったりします。ラテン風味もあるオルガン(のちにスナフーのピート・ソリー)をリードにしたハードロックですが、ディーンのジャケのおかげでプログレとジャンル分けされてることもあります。解散後渡米しプレイヤー(”Baby Come Back”ね)を組むメンバーのいる関係でアメリカナイズされた泣きの部分(イントロのポコ的な哀愁)とカントリーホンクなviolin(ソリーが弾きます)が異色です。