Another Days

tomorrow's another day、some say …

ヒューズ・スロール、ポール、ハート、カンケル

【紫一家の50曲】24・Look In Your Eye / Hughes-Thrall ('82)

ファンキー過ぎてハードロックファンには理解不能な「Play Me Out」を出したあと、82年にツトム・ヤマシタズ・ゴーにいたパット・スロール(g,vo)と組んだのがヒューズ/スロールです。アメリカのチャートを思いっきり意識した(それでもヒットしなかった)メロディアスな歌謡ロックを展開しています。いきなりこの路線に舵を切ったのは謎ですがこのコンビも長続きせず、グレン・ヒューズは、再びハードロック畑へ帰ってゆくのですが、なんとギランの後任としてブラック・サバス参加(実質はトニー・アイオミのソロだったらしいのですが)というウルトラCでした。

https://www.youtube.com/watch?v=vRlStT0J4bg&fbclid

【水曜は70'sポール】4・Momma Miss America('70)

ある地方のある世代の方にとっては、FM番組「ビート・オン・プラザ」のテーマ曲(エンディング曲?)として知られたものらしいですが(僕は聞いたことありません)、僕には富山敬さんがやってたBCLの番組で使われてた事の方が印象的(当時はこれがポールの曲とは知らんかった)。前半と後半はきっと別曲だったんだろうなあと思わせるロック・ジャム風インスト。クールなウーリッツアー?の聞こえる前半のカッコよさは特別です。インストもこのレベルなら「McCartney」もあそこまで酷評されなかったんだろうねえ(しかも売れちゃったからUS#1)。

https://www.youtube.com/watch?v=HE-53NCcpDw

【名曲リレー765】butterfly#3

■Dog And Butterfly / Heart(’78)

CBSソニーから独立したエピック・ソニーの第1回リリースの目玉はボストンの「Don’t Look Back」でしたが、第2回リリースの目玉はハートの「Dog & Butterfly」でした。デビュー当時からナンシー・ウィルソンのアコギを使った曲はありましたが、いつもフォーキーには聞こえず何となく重さを感じてました。このタイトル曲もそう。軽やかそうではあるけど、実はそうではないのは、ゼッペリンを常に念頭においているハートらしい。とはいえこのタイトル曲大好きです。

https://www.youtube.com/watch?v=UpoP4YSFKGA

 

ドッグ&バタフライ

ドッグ&バタフライ

 

 

【A To Z】Kunkell,Russ(ラス・カンケル)

言わずと知れたセクションのdsであり、JTやジャクソンのバックでおなじみの人(去年はダニー・クーチらと一緒に久々の来日)。これまたジャクソンの初来日だったかな、一緒に来たブライアン・ギャロファロ(b)とは、ジョン・スチュワートのアルバムでコンビを組んでましたが、なんと60'sから一緒にバンドを組んでました。それがシングス・トゥ・カム(Things To Come)です。Discog情報では66~68年に3枚のシングルがあります。まあ当時よくあったガレージ~サイケなんですけどね。カンケルはRuss Wardの名前で参加。voはギャロファロです。ここに挙げるようなものではないんですが、珍しいんで、覚え書きも兼ねて。

https://www.youtube.com/watch?v=oeBZzPqdkX0