【木曜は重箱的・Fのヒト】ビル・フェイ
ビル・フェイ(Bill Fay)は、70'sにたった2枚のソロを出した英国人sswですが、00’sになって急に復活し新作をリリースするようになりました。といっても知ってる曲は71年の「Time Of The Last Persecution」の数曲なんですが。なんか泣きながら歌ってるような感じのこれは大好きな曲。曇り空に似合いますが、あいにく今日は晴れている(^^; 歌いだしはかぐや姫の曲に似てます。Deramからリリースの2枚目から。
https://www.youtube.com/watch?v=ebu_UtRinMU
【名曲リレー766】dog#2
■A Salty Dog / Procol Harum(’69)
これまた曇り空に似合う音楽。マシュー・フィッシャーがいた初期プロコルというと、“青い影”ばかりですけど、しみじみ歌い上げるゲイリー・ブルッカーの塩辛い声が素晴らしい3枚目のタイトル曲“A Salty Dog”も絶品です。こういう控えめに寄り添ったストリングスなら全然気にならないのです。
https://www.youtube.com/watch?v=mOj3kJKy-_U
【紫一家の50曲】25・Black Swampy Water / Elf('75)
レインボウ結成前夜のエルフ最終作の「Trying To Burn The Sun」('75)は米MGM/英Purpleからリリースされています。クレジットはされていませんが一部の曲ではリッチーがgで参加という話もあり。ミッキー・リー・ソウル(後にイアン・ギラン・バンド)のホンキー・トンクなpianoをフィーチャーしたロックンロールが多く3期パープルとはずいぶんムードが違いその辺がリッチーが惹かれた部分かもしれません。1曲目の"Black Swampy Water"のカウベルを使った曲の感じはリッチー好みであることは、皆さんもうお分かりですよね。prodはロジャー・グローヴァー。
https://www.youtube.com/watch?v=kAWxZqM_bTQ
【A To Z】Little Feat(リトル・フィート)
ロサンジェルス周辺ではカントリー・ロックやスワンプ・ロックばかりが流行っていたわけではないのです。R&Bやニュー・オーリンズなどの黒人音楽からの影響が強く、リズムへの意識は西海岸のバンドでは一番かと。とりわけポール・バレール、ケニー・グラドニーが参加したあたりからは演奏力もあがりライヴでは演奏時間が長くなりました。その中心にはローウェル・ジョージがいたことは言うまでもありませんけど。商業的成功とは程遠いところにいましたが、ミュージシャンには絶大な支持がありました。