Another Days

tomorrow's another day、some say …

ポリー、フォガティー、コージー、クリトーンズ

【火曜はカヴァー曲のカ】Crazy Love

ヴァン・モリソンが「Moondance」('70)で歌った”Crazy Love"も多くのカヴァーがある曲ですが、リタ・クーリッジやジェシエド・デイヴィスのファーストに入ったものが一番有名でしょうか?今日はピケティウィッチのポリー・ブラウンの73年のソロからです。ピケティウィッチの解散後、スウィート・ドリームというディスコっぽいデュオを組んでましたが、同時にソロとしても活動してたようです。アレンジはよくある感じで曲の良さに助られていますけど、悪くないです。ところで今気づいたのですが、この曲ザ・バンドの”Weight”に一部似ております。

https://www.youtube.com/watch?time_continue=99&v=2w3TeuM7QUM

【名曲リレー757】girl#3

■Rock And Roll Girls / John Fogerty(’85)

契約の関係?でアルバムを10年間出せなかったジョン・フォガティーが鮮やかな復活を遂げた「Centerfield」は昔ながらのR&Bベースのスワンプロックが80'sにもまだ有効なことを知らしめたものでした。“The Old Man Down The Road”に続くシングルとなったこの曲も軽快です。

https://www.youtube.com/watch?v=p0iqFwJbofI

【紫一家の50曲】15・Killer / Cozy Powell('80)

コージー・パウエルは、イアン・ペイスという不動のdsがおりましたので、もちろんパープルのメンバーではなかったのですけど、ジェフ・ベックと一緒にやってたことから紫一家の新しい風を吹かせました。従来のジョン・ロード人脈を中心とする紫一家の準構成員は、スペンサー・ディヴィス・グループ関連、アシュトン、ガードナー&ダイク関連に偏ってしまうのですが、コージー経由で、ドン・エイリー(そしてゲイリー・ムーア)、マックス・ミドルトンともつながってゆきます。コージーの初ソロ「Over The Top」(原盤は英Ariolaでした)に入った"Killer"は、エイリーとムーアが書いた曲で、この動画のOGWTにはエイリー(だからここに挙げられるのです)、ミドルトンのkb、ハンブル・パイ~ラフ・ダイアモンド~チャンピオンのデイヴ・クレムソン(g)、ジャック・ブルース(b)が参加してます。

https://www.youtube.com/watch?v=wK2UCPKj-zw

【A To Z】Cretoners、The(クリトーンズ)

リンダ・ロンシュタットが「Mad Love」('80)でマーク・ゴールデンバーグの曲を3曲取り上げた時点で、ゴールデンバーグがいたクリトーンズ(LAで結成されています)のファースト(PlanetというElektra/Asylumがディストリビュートしてた新レーベルからのリリース)はまだ出てなかったと思います。ここのbassのピート・バーンスタインとウェンディ・ウォルドマンが恋愛関係にあったので、クリトーンズの新しいサウンドのことはリンダには伝わっていたでしょうけど、カーラ・ボノフを気に入った時のように、いきなり新人同様のゴールデンバーグ(エディ・ボーイ・バンドというグループにはいましたが)の曲を取り上げたのはすごいけど、逆にこれがクリトーンズの未来をつんでしまった気もしました。81年にアンドリュー・ゴールドと一緒に来日しましたけど、あと1枚出して消えてしまったのはいかにも残念でした。

https://www.youtube.com/watch?v=KP2g3wOc9Ec

 

 

Thin Red Line

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