Another Days

tomorrow's another day、some say …

JJ、サンタバーバラ

【金曜はAtcoの人たち】ジェリー・ジェフ・ウォーカー
サーカス・マキシマムというサイケバンドでデビュー後ソロになったテキサス出身のssw、ジェリー・ジェフ・ウォーカーは68年に”Mr.Bojangle”の入ったデビュー作をリリースしています。個人的にはワーナー名盤で出た次の「Five Years Gone」での素朴な訥々とした語り口が忘れられません。緩やかなsteel-gがサイケ風味にも聞こえる”About Her Eyes”です。
 
ソウル・サーヴァイヴァーズというとフィラデルフィア出身のブルー・アイド・ソウル・グループで”Expressway To Your Soul”('67)というヒット曲を出したころはかっこよかったのに70'sにTSOPに移ってからはまるっきりスウィート・ソウル風になっててガッカリ(それを期待してなかったから)ということもありました。69年にAtcoから出た”Mama Soul”は、それほど洗練されてない感じがいいです。チャーリーとリッチーのイングイ兄弟を中心としたラインナップです。
 
 
【名曲リレー1599】monkey#2
■Rubber Monkey / Santabarbara Machine Head('67)
パープルのジョン・ロード(kb)が、アートウッズの次に参加したユニットで、Immediateから出た「Blues Anytime」というオムニバスに残した3曲しかありません。もともとどういうつもりで結成されたのかも不明、あくまでもセッションだけだったのかも。ただdsがトゥインク(トゥモロウ)、gがロン・ウッド(ロードはロンの兄アート・ウッドがvoのアートウッズ出身)、bがキム・ガードナー(アシュトン・ガードナー&ダイク)という後の有名人の若かりし頃。基本線はこうしたR&Bでもっと聞きたかったなあ。