【名曲リレー2450】white#2
■White Honey / Graham Parker(‘76)
クレジットはソロ名義ですが、元ブリンズレー・シュワーツのボブ・アンドリュース(kb)、ブリンズレー・シュワーツ(g)、元ダックス・デラックスのマーティン・ベルモント(g)を含むザ・ルーモアをバックにしてのもの。Prodはニック・ロウでいかにもパブロックなムードの“White Honey”は軽快なリズムと歌声が印象的。
https://www.youtube.com/watch?v=3Cerr6jI_1o
【コーラス&ハーモニー】ジョニー・マティス&デニース・ウィリアムズ
ほとんど40年ぶりに聞きました、この曲。当時ラジオではよく流れていたラヴ・バラードでヴェテランのジョニー・マティスが新人デニース・ウィリアムスとデュエットしたものです。久々に聞くと、この40年間忘れていた事がもったいないくらいのいいメロディーとハーモニーでゾクゾクします。フィリー・ソウル風のストリングスとハーモニーは、78年の時点でもちょっと懐かしさを感じさせるarrだったのかもしれません。その後ウィリアムスはCCMの世界へ行ってしまいましたが、ハイトーンのvoが素晴らしい。
https://www.youtube.com/watch?v=IM39yIKoSo4&t=1s
その昔はイージー・リスニングと呼んでいたポピュラー音楽のヴォーカル物は今では何と呼ばれるのでしょう?僕が洋楽を聞き出した76年頃は、まだクラシック音楽以外のポピュラー音楽(ロック、ポップス、ソウル、ジャズ、フォークetc)を俯瞰したFM雑誌が数誌現役バリバリで、そういうのを読んでて、他ジャンルの事をなんとなく知ることが出来ました。50’sから活動するレイ・コニフ率いるレイ・コニフ・シンガーズの73年作「You Are The Sunshine Of My Life」に入ったジム・ウェザリ―作の“Neither One Of Us”は、グラディス・ナイト&ピップスのカヴァー。都会的な男女コーラスと匿名的な演奏になじみます。
https://www.youtube.com/watch?v=9mXhq4TVjIg
vo隊は後にココモへ移行しますアライヴァルは、70年の大阪万博で来日したという話聞いたことあります。メル・コリンズの兄フランクをフィーチャー。リードvoはダイアン・バーチ。いかにもあの時代らしいコンチネンタルなファッションも楽しいポップ曲です。70年のシングル”Friends”です。なんでもJUNのCMにも起用されたのだとか。
https://www.youtube.com/watch?v=xZzJlZ_9De4
ネオアコ世代のサイモン&ガーファンクルとも呼ばれたファンタスティック・サムシングは
https://www.youtube.com/watch?v=0nXzrt2WjJI
ロータス・イ-ターズ
https://www.youtube.com/watch?v=oYdiP8dG2gE
【コーラス&ハーモニー】ホリーズ
ビートルズ現役時代最大のライバルはストーンズではなく、ホリーズだった気もします。ハーモニーという面では完全にホリーズの勝ちですね。僕はグラハム・ナッシュ後期になる67年から72年頃までのホリーズが大好きなんで米Epic編集のベストCD「Anthology From The Original Master Tapes」('90)が手放せません。”Carrie Anne”はそのトップに入ったもので変幻自在のコーラスワークが楽しいです。
https://www.youtube.com/watch?v=l_e--JwaJtY
【コーラス&ハーモニー】ラングレー・スクール・ミュージック
キッズ・クワイアと言うジャンルがちゃんとあるのかは知りませんが、「Innocence And Despair」は、ラングレー・スクール・ミュージックとしてクレジット。01年に発掘されリリースされた、76~77年のカナダの小学校の子供たちの素朴なコーラスもの。ハーモニーではないユニゾンの楽しさってありますよね。音楽の先生(?)の好みかビーチボーイズの古い曲やらリアルタイムのウィングス、BCR、バリー・マニロウなどのカヴァー。Bar-None(US)から。動画はあっと驚くマイケル・マーフィー曲。
https://www.youtube.com/watch?v=WoTz-5ku3MM