Another Days

tomorrow's another day、some say …

スティーヴィー、マッキー

【月曜はスティーヴィー・ニックスの40曲】13・Every Day('01)

今世紀に入って久々に出たソロ6作目「Trouble In Shangri La」からのシングル曲。一時のデジタルロックの魔力から解き放たれてはいますが、ドスのきいた低音voが力強い限り。複数のprodが入り乱れる寄せ集め感が強い1枚ですが、サラ・マクラクランシェリル・クロウらスティーヴィーをリスペクトする若手が参加。”Every Day”はprodも兼ねるジョン・シャンクス作品。このCD当時ジャケのTバックの女性がスティーヴィーかどうかでネットでは盛り上がっておりました(^^;

https://www.youtube.com/watch?v=IG2r3MMzm2Q

 

 

 

【名曲リレー2430】my#2

■My Lonely Sad Eyes / Maria McKee(‘93)

ローン・ジャスティスを解散しソロになったマリア・マッキーのセカンド「You Gotta Sin To Get Saved」は大好きな1枚。ジェイホークスを手掛けたジョージ・ドラクリアスがprodで、ここでのマッキーはオルタナカントリー勢に待ったをかけるような勢いがあります。ザラついた米南部のムードが漂う“My Lonely Sad Eyes”はテックスメックス風のオルガンも心地いい。ジャケットはデニス・ホッパーが撮ったということ知りませんでした。

https://www.youtube.com/watch?v=K-O917Pln_Q

 

【先週の読書】

「代官山コールドケース 」(佐々木譲、文春文庫)は、水戸部警部補の特命捜査対策室シリーズ第2作。今回は17年前解決された代官山で起きた女店員殺しの現場にあったものと同一のDNAが神奈川県警下の殺人現場から発見。神奈川県警よりも先に代官山の真犯人を探せ~という話。例によって複雑に入り組んだ事件を複数の視点で捜査。大作ですがスイスイ読めます。再読ですが楽しかった(2013)。
 
世田谷区の三軒茶屋にあるブックストア兼ギャラリー(だけでないらしいですが)のトワイライライトが出版した「トワイライライト」( 畑野智美、トワイライライト)は、実在のお店(店主も)が登場し、コロナ禍の地方出身の女子大生の生活を描いた小品。今年出た本ですが、畑野さんがこんなの出してるとは全く知らなかった。コロナから何年か経ってシチュエーションがすっかり溶け込んでる感じもします。畑野調ともいえるぽわ~んとした作品(2023)。