【金曜はザ・客演】Dreamer / Tommy Bolin featuring Glenn Hughes on vocal('75)
ソロとしては2枚しかないけれどスタジオに残した未完成の音源が山ほどあり、様々なリミックス盤が出ているトミー・ボーリン。4期パープル参加の条件にNemperorとソロ契約しアルバムのリリースがあったといいます。「Teaser」のレコーディングはパープル参加前でしょうが、ダビングを重ねた広がりのある音空間がハードロックを超えてて楽しい。”Dreamer”はノークレジットですが、エンディングに盟友(というかドラッグ仲間)グレン・ヒューズが歌う一節があります。リミックス・ヴァージョンでは削除されてます。調子のいい状態でぜひライヴで共演を聞きたかったと思わせるドラマティックなナンバー。
https://www.youtube.com/watch?v=0Cu95uTbRnQ
【名曲リレー2357】mercy#3
■I Cry Mercy / Larry Carlton(’73)
ウェイン・パーキンス(g)といえば、ストーンズの「Black & Blue」セッションにも加わった南部のセッションgtrですが、この人のバンド、スミス・パーキンス・スミスは73年に英IslandからフォークロックなLPを出しています。後にprodとなりIslandで仕事するスティーヴ・スミス(kb,g.vo)とその兄弟ティム・スミスが書いた“I Cry Mercy”を、Blue Thumb時代のラリー・カールトンがカヴァー。「Singing Playing」というタイトル通り歌を聞かせるものもあり、こちらは歌ものです。
https://www.youtube.com/watch?v=pifDPqEnAbg