Another Days

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ドリベブ3、イアン

【オムニバスを聞く日曜日】Dream Babes Vol.3~Backcomb’N'Beat(RPM:RPM233-UK'01)

60'sUKガールズのコンピと言えばPye音源を使ったSequelの「Here Come The Girls」シリーズが名高いのですが英RPMの「Dream Babes」シリーズも健闘。これは第3集で、EMI系のParlophone、Columbiaなどを中心としたもの。ジュリー・ドリスコールやトゥインクルなどの知られた名前もありますが大半はその種の人たちしか知らないマニアックな人たちです。

スコットランド出身のマッキンレイズはシーラとジーネットの姉妹でアイヴィー・リーグのカーター&ルイス作品を取り上げています。”Sweet And Tender Romance”('65)は、ジミー・ペイジのソリッドなgをフィーチャー。どっちかがハウイー・ケイシー夫人となり、ケイシーを含めてリヴァプール仲間のトニー・アシュトンがPALのサポートとして雇ったこともありました。実際PALの「Malice In Wonderland」やBBCライヴでもその姿は確認できます。

 

後にモンキーズのミッキー・ドレンツ夫人となったサマンサ・ジャステの66年の唯一のシングルもフィーチャー。ゴージャスじゃないジャッキー・トレントといった感じの”No One Needs My Love Today”です。

 

マック&ケイティの片割れケイティ・キッスーンは80'sにはクラプトンやロジャー・ウォーターズのバンドで印象的なスキャットを聞かせますがそのキャリアのスタートは、ピーナットという芸名でのシングルでした。”Someone’s Gonna Be Sorry”('66)は、サイケな楽曲を手掛けてたマーク・ワーツ作品。

 

【名曲リレー2218】child#2

■Society's Child / Janis Ian(’67)

異人種間の許されない恋を描いた”Society’s Child”は、黒人少年との交際を親に反対される白人少女というテーマが14歳の少女のペンによるものということで当時物議を醸しだしましたが今となっては笑い話。しばらくして”At 17”(’75)で再ブレイクするジャニス・イアンは70’s日本のフツーの雑誌にも記事になるくらいポピュラーな存在でした。スプーキー・トゥースもカヴァーしたこの”Society’s Child”はVerve Forecastからのデビューシングル。

https://www.youtube.com/watch?v=YbVFy7nx88Q