Another Days

tomorrow's another day、some say …

バーズ、サヴォイ

【月曜はバーズの30曲】30・Ballad Of Easy Rider

さて長々とお付き合いいただいたこの項もこれで最後なんですが、"Mr.Tambourine Man"ではなく”The Ballad Of Easy Rider”で。まあ映画で使われたマッギンソロ名義のヴァージョンの方が好きなんですが。流れるようなストリングスが賛否ありますが。同名のアルバム('69)から。

https://www.youtube.com/watch?v=5R4XnKBQ67w

 

 

【名曲リレー2100】street#2

■Street Corner Talking / Savoy Brown(’71)

キム・シモンズ(g)以外の3人がフォガット結成のためにバンドを抜けた後、逆にチキン・シャックからデイヴ・ビドウェル(ds)とポール・レイモンド(kb)、アンディ・シルヴェスター(b)を引き抜き、アイドル・レースからデイヴ・ウォーカー(vo)を加えバンドを立て直したその才覚には驚きます。っていうか後のレインボウ周辺の人脈同様、ライヴァル・バンドに移籍するなど狭いシーンの活性化はこのブルーズ・ロック・シーンにもあったのだなあ。この「Street Corner Talking」(’71)はややスワンプ風味。タイトル曲もぶっきらぼうなメロディーが特にそう感じます。ジャケットの感じはすごくいいです。

https://www.youtube.com/watch?v=h-DMnNo2N5M

 

【先週の読書】

22113■団地のふたり/ 藤野千夜(U-NEXT)
保育園時代からの幼馴染で独身50歳、団地暮らしの女性たちの話。どうしても阿佐ヶ谷姉妹が浮かんでしまいますが、まあお金はないけど楽しい日々が語られます。暑苦しくないさらりとした友情は絵空事かもしれませんが、読んでて楽しかったです(2022)。
トミー&タペンスもの。そういえば昔読んだ時もあまりピンとこなかったんだったっけ、ということを読んでるときに思い出しました。タペンスがトミーを出し抜き下宿屋の変名でいる場面を第2章で種明かししてしまうのが敗因かもしれません。やはりこのコンビは「親指のうずき」でしょう(1941)。
22115■幻想と怪奇10・イギリス怪奇紳士録(新紀元社
既読再読を含め結構打率高かった英国怪談古典テーマ号。オリヴァー・オニオンズは相変わらずいけませんが、ハーヴィーやウェイクフィールド、コッパー、キャンベル、エイクマンとなかなか楽しめました。