Another Days

tomorrow's another day、some say …

DC5、ドアーズ

【日曜はデイヴィッドさん大集合】25/30 デイヴ・クラーク(Dave Clark)

60'sのマージービートの時代に早くからアメリカで高い人気を誇ったデイヴ・クラーク・ファイヴ。リーダーのクラークはdsで、マイク・スミスの豪快なシャウトとsaxを使ったやや古くさいタイプのロックンロールが音圧もあって人気でした。ただサイケ時代に対応できなかった事、音源管理がリーダーのClarkによってしっかりされてたので(安易なベスト盤の乱立を防ぐため)逆に正規のCD化を阻む再評価の流れを切ってしまった事から今ではあまり語られることがないのは残念です。英Columbia/米Epicなのですが…1曲選ぶとやはりこの”Any Way You Want It”('64)ですね~ 39年英トッテナム出身。

https://www.youtube.com/watch?v=23EWrWSGbk4

 

 

【名曲リレー1902】little girl#3

■You’re Lost Little Girl / The Doors(‘67)

ドアーズのセカンドの「まぼろしの世界」に入ったメロディアスな曲。このアルバムは“People Are Strange”や“When The Music Is Over”のような有名曲があって、その辺に比べると幾分地味な印象を受けます。ウィリアム・ブレイクの詩にインスパイアされたという歌詞とロビー・クリーガーの短いソロが印象的な小品です。邦題は“迷子の少女”。

https://www.youtube.com/watch?v=ZuWqrBaq9xE

 

ゴジラVSスペースゴジラ(’94)雑感】

VSシリーズ第5作(通算21th)。前作で一旦終了のはずでしたが米版「Godzilla」の製作が遅れた関係で急遽シリーズ続行となりました。主要スタッフが「ヤマトタケル」の撮影にかかってたのでスタッフ一新。岡本喜八組助監督出身山下監督となりました。さすがにネタが尽きたのかG細胞が宇宙に飛んで生まれたらしい新たな宇宙怪獣としてスペースゴジラを登場させるあたりは新しい展開。さらに旧ファン向けに「地球防衛軍」の敵方ロボット、モゲラをGフォース側の兵器として復活させたり、ベビー・ゴジラをミニラ化させたりとアイディア盛り沢山です。

それでも盛り上がらないのはバース島での連中のシーン(柄本明の役柄は「VSキングギドラ」で殉職した峰岸徹演じる自衛官の親友役で峰岸の妹で博士役に吉川十和子)とVSスペゴジのシーンが分離しているからでしょう。ドラマ部分に力を入れて小高恵美演じる三枝未希のエスパー・シーンも入れてます。エンディングにデイト・オブ・バース(これってバース島がらみで抜擢されんたでしょうか?)の歌ものが流れます。また九州、札幌、山形などに上陸の為避難のシーンばかり目立つのもちょっとシラけました。(福岡ドームが使えなかったのは平成ガメラ撮影で使われてたとのこと)個人的には、当時もはやこれまでかという気分でしたが、翌年有終の美を飾る「デストロイア」が作られます。