Another Days

tomorrow's another day、some say …

シェリル、MCH

【月曜の女たち】シェリル・アーンスト(Cheryl Ernst)
 
ムーターさんが挙げられてたシェリル・アーンスト。僕は全く知らんかったのですが73年にBellに1枚残した女性sswだそうです。prodはアソシエーションで知られるボーンズ・ハウで、この「Always Beginning」にはオリジナル以外にジェフリー・コマナーの曲が2曲あるのだとか。その一つが”Shadows ,Memories,&Lost Moments”です。こういう曲ばかりではないのでしょうが、なかなかいい。まだまだ知らない人がいっぱいいるなあ。
 【名曲リレー1406】whole#3
■I'll Feel A Whole Lot Better / McGuinn/Clark/Hillman('78)
バーズのデビュー作に入ったジーン・クラークが歌うナンバー。邦題は”すっきりしたぜ”。12弦gの気持ちよさったらない曲です。これをマッギン=クラーク=ヒルマンのヴァージョンで。最初ジーン・クラーク出だしを間違ったのかと思いました。dsはポコのジョージ・グランサムだとか。
 
【先週の読書】10月第3週
坂道の向こうにある海 / 椰月美智子(講談社
文庫題は「坂道の向こうに」です。書評サイトでは「何が書きたいのかわからない」みたいな意見が圧倒的ですが、結構好きだなあ。同じ介護施設に勤めてた2つのカップルが別れ、相手を代えそれぞれの別のカップルが誕生。それぞれの視点で語られる連作集なのですが、淡々とした味わいが椰月さんらしい。僕の中では、瀬尾まい子さんと近い位置に椰月さんはいます。
いっぱい書いたんで割愛
ミライヲウム / 水沢秋生(小学館
好きな人に触れるとその人の未来が見える大学生の主人公が、告白された友人に触れたら、信じられない光景が見えたので~ という話。表紙からしラノベ風ですが、本編もあっさりしすぎ。帯とかで「書店員落涙」と煽りすぎです。作者は「ゴールデン・ラッキー・ビートルの伝説」という切ない本を書いてた人ですが…