Another Days

tomorrow's another day、some say …

恋じゃ内科医、ゴースト、ポコ

【火曜は聞き比べ】Isn’t It Always Love?
"恋じゃないかい?"という邦題でも知られるカーラ・ボノフ曲。カーラのファーストに入ったものが作者ヴァージョンですが、いちばん早いのはカレン・アレクサンダーの高速スウィングアルバムのタイトル曲('76)で、おそらく他人が取り上げた最も早いカーラ曲(ブリンドル時代は除いて)でしょう(カーラのファーストから、リンダ・ロンスタットが「風さら」で3曲取り上げ、名前を大いに上げました)。同時期の女性シンガーもこぞってカヴァーし、竹内まりやがセカンドで来日したリンダのバンドのメンバーを起用しカヴァー、他にもニコレット・ラーソン、大空はるみの変名TANTAN、ニコール・ウィルス、リン・アンダーソンらがとりあげています。というわけで、初聞きだったTAN TANの「Trying To Get You」('79)から。TAN TAN名義は洋楽のカヴァーをするときになのかもしれません。
 
 
【名曲リレー1666】heart#3
■Hearts And Flowers / Ghost('70)
ゴーストという英サイケバンドの紅一点のシャーリー・ケント嬢。あまり知らないのですがゴーストは「When You're Dead - One Second」('70)をGeminiと言うマイナーレーベルから出した5人組。音はもっとヘヴィなサイケなのですが、”Hearts and Flowers”という気高く美しいフォーキーな曲が出色の出来です。このバンドの他の曲とはムードが違いますが…ゴーストのこのLPは、しかしアナログファンならそろえたい様なジャケであります。解散後ヴァージニア・トゥリーの名前でソロを出してた事もあったようです。
 
【FC】
ポコの「Indian Summer」からの”Downfall”です。ラスティ・ヤングはなんでもっと早くから歌わなかったのか謎です。ティモシー参加のラスト作。これって「Hotel California」と同時期なんですね。