Another Days

tomorrow's another day、some say …

ヴェロニカ、モビーG

【月曜の女たち】バーバラ・キース(Barbara Keith)
 
70's初めに2枚のソロを残した米女性sswバーバラ・キースは、特にヴァレリー・カーターがカヴァーした”A Stone’s Thrown Away”の入ったセカンドが人気です。ソロ以前には後にオーリアンズのジョン・ホールとカンガルーというバンドを組んでました。こっちは68年らしいサイケ(東部の音です)風味あります。
 
 【名曲リレー1497】day#2
■It's A Beautiful Day Today / Moby Grape('69)
ファーストと「Wow」は特別に感じるけど、それ以後の作品は魔法が解けたように感じるモビー・グレイプです。後期の「'69」に入ったメロディアスな”It's A Beautiful Today”はシンプルなフォークロック。ちょっと甘いけど。ボブ・モズレー作品。
 
 
【先週の読書】
21006■体育座りで空を見上げて / 椰月美智子(幻冬舎文庫
5年前にも挙げてましたが、これも定期的に読み直す1冊です。TDLがオープンした83年に中学に入学したどこにでもいる少女、和光妙子の中学3年間の日々のスケッチ。この時代設定は作者(70年生まれ)とほぼ重なるんで、こういう社会風俗を生きて来たんだなあと感じます。(2008)
21007■機龍警察・自爆条項(完全版) / 月村了衛早川書房
このシリーズもなかなか先に進めないのです。シリーズ第2作の加筆された完全ヴァージョン。元テロリストのライザ・ラードナー警部の過去が語られるベルファスト~ロンドン編を間に挟んだ力作。SF的設定の近未来小説と犯罪小説の部分が見事にフィットしています。(2011→2016)