【名曲リレー1100】ain't#2
■Ain't Nothing Wrong / KC & The Sunshine Band('75)
”That's The Way”のシングルを買ったのは中1でしたが、この2ステップ・ソウル(というらしい)の名曲は同じアルバムに入ってたんだって。マイアミのTKレーベルだったということもさっき知りました。なんとなく”Tighten Up"をもっと気持ちよくした感じです。
https://www.youtube.com/watch?v=XByfcUxJAKo
【映画懐かし地獄】東京物語(’53日本)
小津監督の一連の作品はハマると中毒性があります。適齢期の娘の結婚に父親があたふたするというテーマが延々と続くのですが、「東京物語」を最初に見たときは、原節子よりも尾道から出ない香川京子に惹かれました。最初と最後に出てくる尾道の隣人の高橋とよの挨拶「ほんとに急なこってしたなあ」に対し妻を失った笠知衆が「一人になると急に日がなごうなりますわい」と答えるラストが印象的でした。最初に見たのは高田馬場にあったACTミニシアターでした。あそこは椅子ではなくぺなぺなのクッションがあった桟敷席でした。腰痛持ちの今では絶対無理。
【木曜はジェファーソン関係】10・スキップ・スペンス
JA最初期のdsは、もともとギタリストでカナダ出身のアレックス・スキップ・スペンスでした。なんでもシスコのバンドに入りたくてオーディションを受けてたスペンスを見出したのは、マーティなんだそうです。しかし急造ドラマーがゆえにファーストの「Take Off」後に脱退、モビー・グレイプに参加します。グレイプは、ドゥービー結成のきっかけを作ったシスコのバンドで、レーベルのプッシュの仕方が誤ったのでデビューからいきなり借金を負うという不運なスタートでしたが、その後の西海岸のバンド(日本のはっぴいえんどにも)に与えた影響は大きいです。そしてグレイプとは別に、アシッド・フォーク的なサイケの名作とされる「Oar」('69)というソロがあります。