Another Days

tomorrow's another day、some say …

頁、パーラー

【水曜ソロアルバム】ジミー・ペイジ
 
待ちに待たれた最初のソロが??で思考停止になってしまうパターンも多いですが、82年当時全世界のハードロック・ファン(イギリスではハードロックへの逆風すさまじかったですが、世界的にはそうでもなかった、まだ)の期待を背負ったジミー・ペイジがゼッペリン解散後リリースした初ソロ「Death Wish II」もそうです。サントラということはわかってますが、しっかりジミー・ペイジとクレジットされてるんでゼッペリン・ファンはかたずをのんで見守ってたはず。1曲目の”Who’s To Blame"(殺ったのは誰だ)ではなつかしのクリス・ファーロウがvoで、シンセが壮大なナンバーでした。変態的なgソロはありますが、コアなファンはやっぱりがっかりだったのでは。僕はファンでもなかったのですけど当時の「サウンド・ストリート」でいち早く紹介されたこの曲を聞いて、ハードロックではないんだなあ…と思ったのでした。ちなみに映画はブロンソン主演のアクションものでした。似たような「失望」は80年のキース・エマーソンの初ソロがサントラの「インフェルノ」だったことを思い出します。
 
【名曲リレー1471】dream#2
■Forgotten Dream / The Parlour Band('72)
後にバンド・コールド・オー(そしてオー・バンド)となるパーラー・バンドが72年にDeramから出したファースト「Is A Friend?」から。フォークロックとプログレとハードロックが混在したような音でなかなか説明は難しいのであきらめてプログレのコーナーに入れてる感じがします。後にクライマックス・ブルーズ・バンドに加わるピーター・フィリューエル(kb.vo)の存在が大きい”Forgotten Dream”は、なかなかかっこいいけどあっという間に終わってしまうのです。