Another Days

tomorrow's another day、some say …

ポール、グリンゴ

【水曜ソロアルバム】ポール・マッカートニー
ロック史上最初の「待たれていたファーストソロ・アルバム」だったのかもしれません。69年から秘密裏に準備され、70年の4月10日にビートルズ脱退表明、17日にリリースというスケジュールは勢いに任せたもの。その「McCartney」がインスト中心の宅録作品であったゆえに「なんだこりゃ」的に扱われ今もって賛否両論(デラックス・ヴァージョンで再評価されたにせよ)に分かれた1枚でした。哀愁の”Junk”を始め、いい曲はあるのですが、初ソロEPであればなおよかったと悔やまれます。”男はとっても寂しいもの”という邦題のこの曲”Man We Was Lonely”は、ポール&リンダの初デュエット曲なんだとか。
 
【名曲リレー1422】who#3
Land Of Who Knows Where / Gringo('71)
グリンゴは、後にキャラヴァン他のジョン・ペリー(b,vo)や後にセイラーのヘンリー・マーシュ(g.kb,vo)がいたバンド。プログレと紹介されることもありますが、あえて言うとサイケ風味の正体がつかめない感じ。ケイシーという女性voの存在もまた混沌としております。MCAに1枚LPあります。ペリーの最初のキャリアと言われております。