Another Days

tomorrow's another day、some say …

ムーレン、ボニー

 【火曜は君の名は?】Adrien / Pierre Moern's Gong('81)
ムーレンズ・ゴングを名乗って「Downwind」をAristaから出したのが79年。ここまでは日本盤出てましたが以後はリアルタイムでは紹介もされず、なんとか次の次の「Live」までは追えたのですが、情報不足で「Leave It Open」というArista最終作が81年に出てたとも知りませんでした。ゴングを名乗ってますがムーレンのソロで、ムーレンだけでやってる曲もあります。おそらくは息子?の声も入ったメロウな”Adrien”は、浮遊するメロディアスなvibraphoneが心地いいです。
その後ネット時代になってあと2枚出てたことを知った頃に訃報が…「Second Wind」は聞くことが出来ましたが、やはり「Expresso II」のようにメンバーが火花を散らすセッションが素晴らしい。
【名曲リレー1386】sugar#3
■Sugar Mama / Bonnie Raitt('75)
デルバート&グレンの”Sugar Daddy”の歌詞を女性形に代えたもので、ボニー・レイットのスライドソロ(当時は全曲エレキスライドというわけではなかったのです)をフィーチャーしたものでした。ファンキーなクラヴィネットも聞きものです。このMidnight Specialのは77年で、同じバンド(フリーボ(b)、ウィル・マクファーレイン(g)、デニス・ウィッテド(ds)、マーク・ジョーダン(kb))でずっとやってきてかなりこなれた演奏で、やり取りもリラックスして素晴らしい。ローズマリー・バトラー(vo)もコーラスで参加しています。