Another Days

tomorrow's another day、some say …

マムズアッポーパイ、ギャリファー

【月曜の昔話題にした(^^;曲(新)】Mr.Skin / Mom's Apple Pie('72)

ママズ・アップル・パイはオハイオ出身の10人組ブラス・ロック~ハードロック。似たような名前(サムズ・アップル・パイ)のバンドと混同しがちですが、このバンドで有名なのはこのジャケ。ヒワイとかいうのは考えすぎな気もしますがね… ”Mr.Skin”はスピリットのカヴァーです。UA傘下のBrown Bagというレーベルから出てますが、ここは有名メンバーの変名と噂された(結局どうだったのかわかりませんが)フェイス(Faith)もおりました。

https://www.youtube.com/watch?v=vXvqj9AhVw8

 

 【先週の読書】⑩3月第1週

・「ツナグ」(辻村深月、新潮社)は映画に事も知りませんでしたが、ちょっと見直した(上からの言い方でスマヌ)辻村作品。平易な文章なんでサクサク読めますが、意外と落とし穴もあります。「親友の心得」のリアルなJK同士の友情と嫉妬がが切ない。

・「恐怖の愉しみ(上)」(平井呈一編、創元推理文庫)は、古典怪談のアンソロジー。”防人”(ウェイクフィールド)、消えちゃった”(コッパード)”ブライトン街道で”(ミドルトン)が入ってることで価値を高めてます。とりわけ”防人”は、短いですが強烈な印象を残す短編です。ぞわぞわっとさせる語り口のうまさはさすが。平井氏の翻訳は独特のリズムがあってファンも多いのですが、英国古典怪談の語り手が関西弁だったり越後弁だったりしてちょっと困りますが…

【名曲リレー1192】year#2

■About This Time Of Year / Gary Farr('70)

60's にはキース・エマーソンのナイスとも交流があったTボーンズにいたゲイリー・ファーは、知らざれるブルー・アイド・ソウル・シンガーでもありました。出来不出来が激しいんで、手元にはもう1枚もありませんが、マイティ・ベイビーが参加した「Strange Fruit」(CBS)は結構いい曲もあった記憶。この”About This Time Of Year”は、ザ・バンド的な哀愁と若々しさが混在した名曲です。イアン・ホワイトマンのピアノが歌を引き立てます。

https://www.youtube.com/watch?v=Hu8RKFBv1P0