Another Days

tomorrow's another day、some say …

クィーン、アップルジャクス、仁義

【土曜日は世界一周】Spread Your Wings / Queen('79)
ザンジバル出身で一番日本で知られた人はクィーンのフレディー・マーキュリーでしょう。育ったのはインドらしいのですが、生まれはザンジバルなので、今ではタンザニア出身となります。クィーンで一番好きなんは昔も今もジョン・ディーコンが書いた”Spread Your Wings”です。今日は会場も歌う「Live Killers」のヴァージョンで。
 
 
【名曲リレー1040】do#3
Like Dreamers Do / The Applejacks('64)

どういう行きがかりでか、レノン=マッカートニーの未発表曲を取り上げることになった、バーミンガムのアップルジャックスは、その”Like Dreamers Do” ('64,Decca)で知られたバンドです。結構いい曲なんですよ。あとbassが女性というのもこの当時珍しい。

https://www.youtube.com/watch?v=W8JBNIb1zqM&fbclid=IwAR2A6mKL3wog69CjnQmRrG98lLvrEqNkKN32RW_glYrSrkcmpJYTiYFS7zc

 

【映画懐かし地獄】仁義(’70仏)

アラン・ドロンフィルム・ノワールものは、ずいぶん前に後追いで見てて、今ではすっかり忘れてしまってる部分も多いのですが、断片断片は妙に印象が残っています。オープニングに釈迦の言葉が引用される「仁義」(原題は「赤い輪」の意味)ですが、「サムライ」という作品もあったので余計こんがらがります。セリフの少なさ、スタイリッシュな映像、男のロマンを感じさせるジャン・ピエール・メルヴィル監督の代表作でしょう。
犯人(ヴァロンテ)を輸送する警部ブールヴィルがうっかり逃がしてしまう冒頭から、仮出所したドロンと出会うまでが一番好きです。女優が絡まないのもストイックな男の美学的です。アル中のモンタンが禁断症状の幻影に悩まされるのが最初だけ、というのも腑に落ちませんが…