Another Days

tomorrow's another day、some say …

スタカン、CC

【フルート・フライデー】With Everything To Lose / The Style Council

スタカンがオシャレと言われたのは、表面上は「熱いソウルフルな音楽を止め、ボサノヴァやジャズといった非ロックな音楽を取り入れた音楽に移行した」こともあるからでしょう。でもあくまでも見た目の話で、ポール・ウエラーの熱い心は、とりわけ政治的な題材ではジャム時代とあまり変わってません。「My Favorite Shop」に入った”With Everything To Lose”は、後に”Have You Ever Heard It Blue?”と歌詞をとタイトルを変え映画用にリリースされるのですが、こっちのヴァージョンには、マイク・モウアーの軽やかなflute(後半はsaxに)をフィーチャー。まったくD.C.リーの歌声もスタカンの音楽にぴったりフィットしてますね。

https://www.youtube.com/watch?v=8VP9rz2wKcc

 

 

【名曲リレー1003】like#3

■Ride Like The Wind / Christopher Cross('80)

松田聖子より早かった”風立ちぬ”は、ジャケットにフラミンゴのイラストで写真とか一切なく謎に包まれた”南から来た男”、クリストファー・クロスのデビューシングルでした。今のように情報もなく(ネットもつべもない)、ハイトーンのvoでどんなハンサムガイを夢見てたのでしょうか、高校のクラスの女子は怒ってたなあ。写真見て。当時のLAの人たちがこぞって参加したものの、アーバンな感じではなくナチュラル・テイストのカリフォルニア・ロックになってます(次のアルバムではこのナチュラル感は消えてしまうのですけど)。丁度亡くなったローウェル・ジョージに捧げられたとか。

 

https://www.youtube.com/watch?v=e1Hdlu3Slaw