Another Days

tomorrow's another day、some say …

ダイナマイト、Fダック

【紫一家の50曲】38・St.Louis / Nick Simper's Dynamite('74)
 
このシリーズって紫グループで書いてたものを基本的にいじってないんですが、結構探してもつべになかったダイナマイトの音源が見つかったんで「新作」となりました。ウォーホース解散後ニック・シンパーがピーター・パークス(g)と組んだのがニック・シンパーズ・ダイナマイトでオランダとイタリアでシングルを1枚出したきりになりました。それがウォーホースの1枚目でも取り上げたイージービーツのヴァンダ=ヤング作の"St.Louis"です。アシュレイ・ホルトの圧倒的な声量にくらべるとジミー・ロイヤルという人の歌声はちょっとしょぼいのが残念。でも貴重なシングルがこうして聞けてうれしいものです。
 
 
【木曜は重箱的・Fのヒト】Fuzzy Duck
 
ファジー・ダックはアンドロメダやタッキー・バザードのメンバーからなる4人組で、結構オルガンロックの佳作だと思います。音はポップなハードロックですが、gと拮抗したハモンド・オルガンが心地いい。レーベルがMAM(ギルバート・オサリヴァンや初期のデイヴ・エドモンズ、リンジー・デ・ポールぐらいしか思い浮かびません)というのがロック的ではなかったせいかあまり知られていないのかもしれませんが、唯一のアルバムは結構お気に入り。
 

 

ファジー・ダック

ファジー・ダック