【金曜はオルガン三昧】ボビー・ホイットロック
テキサス出身でデラニー&ボニーからデレク&ザ・ドミノスに参加したkb奏者です。ゴスペルをルーツとしたワイルドなオルガンさばきは、グレッグ・オールマンやスティーヴン・スティルスあたりに通じるものがあります。とりわけ南部レーベルのCapricornに残した2枚は必聴かと思います。”Second Time Around”は、「Rock Your Sox Off」から。
https://www.youtube.com/watch?v=OB_TBTYavXQ
【名曲リレー777】dog#3
■Wild Dogs / Tommy Bolin('75)
トミー・ボーリンの初ソロ「Teaser」に入ったこの曲を最初に聞いたのはパープルのライヴ盤でした。いつも書いてますが、この人はダビングを重ねたスタジオ・ワークでこそ真価を発揮するタイプの人だと個人的に思ってます。リマスター(というかリミックス・ヴァージョン)では15分の長尺ヴァージョンになっていますが確かに少々長すぎます。好きやけど。
https://www.youtube.com/watch?v=R-nBE_-53Ko
【A To Z】Murray、Larry(ラリー・マレイ)
70’s初め南カリフォルニアのブルーグラス~カントリー・ロック・シーンの伝説的な存在だったラリー・マレイは、ハーツ&フラワーズのメンバーでした。スワンプウォーターをバックにしたこの唯一のソロ「Sweet Country Suite」('71)は、全体的に淡いトーンでまとめられた1枚で時折顔を出すゴスぺル~スワンプ・フィーリングが面白いです。後期バーズの”Bugler”の作者ヴァージョンも聞けます。