Another Days

tomorrow's another day、some say …

ワイアット、エアロ、ストラングラーズ

【火曜はカンタベリーのカ】7・To Caravan And Brother Jim / Robert Wyatt('70)

マシーンの傑作「Third」と同時期の録音となったロバート・ワイアットの初ソロ「The End Of An Ear」('70)は、同時期のマシーンにも似たジャズ路線で、デイヴィッド・アレン、ブリジット・セント・ジョン、キャラヴァン、カーラ・ブレイら仲間に捧げられたタイトルの作品が並んでます。ギル・エヴァンスのジャズ曲もあるが。シンプルなdsが耳に残る曲が多く”To Caravan And Brother Jim”ではデイヴ・シンクレアの弾くオルガンをバックに即興でワイアットがピアノを弾く部分もあって面白い。

https://www.youtube.com/watch?v=HKnN6kOXXAk

 

 

【名曲リレー2935】hand#3

■Hands That Feeds / Aerosmith(’78)

トム・ハミルトンのbassのイントロで始まる”Hands That Feeds“は「Draw The Line」に入ったハードな曲で、ジョー・ペリー以外の4人とジャック・ダグラスの共作。このためペリー不参加と書かれてる本もあるのですがどうでしょう。妙に迫力ある疾走感あふれるナンバーです。

https://www.youtube.com/watch?v=lu-cGztWwtI

 

英米英米

■Something Better Change / The Stranglers(’77)
ストラングラーズサウンドの肝はもちろんジャン・ジャックのbassなんですが、サポートするデイヴ・グリーンフィールドのオルガンやエレピも忘れられません。初期パンクと呼ばれた一連のバンドの中でストラングラーズが音楽的だったのは、グリーンフィールドの存在が大きい。「No More Heroes」に入った“Something Better Change”もまたしかり。ドアーズっぽいムードを出しています。(25/300)