【オムニバスを聞く日曜】87・Happy End Parade~tribute to はっぴいえんど(スピードスター/ビクター:VICL-60881/2-J'02)
先週紹介した「捧ぐ」から約10年後にリリースされた2CDでマイ・リトル・ラバーのようなメジャーからオーディションで細野晴臣が選んだHiroko &Mother Ship Jamまで多彩。21世紀らしくロックにこだわってないところが新鮮でありました。
メジャーと書きつつ活動休止期間が長かったこともあって02年の時点でマイ・リトル・ラバーはイマイチ忘れられた存在であったことは確か。当時圧倒的に総スカンだった(おもにはっぴいえんどのファンから)この妙に明るい”風をあつめて”はそれでも結構好きなアレンジです。
https://www.youtube.com/watch?v=ZxLbYGuDpeI
掘込兄弟によるキリンジの”夏なんです”は、この曲の時間が止まったようなムードをよく伝えています。
https://www.youtube.com/watch?v=11UwbKkliXY
青山陽一(元グランドファーザーズ)が鈴木茂(g)と共演した”花いちもんめ”はちょっと反則なんですが素晴らしい出来。
https://www.youtube.com/watch?v=rxeAxVZtl3Y
今回オーディションで選ばれた二組の一つ、 Hiroko & Mother Ship Jamに関しては全く知りませんが(その後も)、vo(おそらくはHiroko嬢)の醸し出すムードが「ロフト・セッションズ」に入っててもおかしくない感じ。
https://www.youtube.com/watch?v=GU84TsAPyD0
【名曲リレー2681】of#3
■Queen Of The Rapping Scene / Modern Romance(‘81)
モダン・ロマンスというとファンカラティーノだと思ってましたが、ちょっと違いました。キッド・クリオール的なムードのこの曲はトムトム・クラブのヒットにひっかけてか“おしゃべりクイーン”という邦題が付いたものでした。後半ラップの部分がありここでフィーチャーされてる女性はテクノ・トゥインズのべヴです。
https://www.youtube.com/watch?v=-w6sDTwZatg