Another Days

tomorrow's another day、some say …

サードワー、ミリントン

【水曜はIslandの人たち(新)】96° In The Shade / Third World('77)

だいぶ前に<島の人たち>という括りでIslandレーベルにからむものを挙げてましたがAristaのポップ路線に少々当てられてしまって、ちょっと毛色の違う風に吹かれてみたくなりましたので中断して(そのうちまたArista後編やります)久々の復活。

まずはインナー・サークルのメンバーが組んだというジャマイカのサード・ワールド。

”日陰でも華氏96度”というタイトルは、ライナーによれば1986年、ジャマイカで反乱を起こした奴隷の英雄ポール・ボーグルが処刑された日はそのくらい暑かったらしいですが、華氏96度は摂氏36度何で今となっては甘い甘い)。印象的なイラストの77年のセカンド。元々はスカやレゲエのレーベルだったIslandは70's後半から再びレゲエにも力を入れ始めます。サード・ワールドはこの後81年CBSに移ってスティーヴィー・ワンダーの曲をカヴァーし日本でブレイク(日本ではトロピカルなジャケットに差し替えられましたが)。

https://www.youtube.com/watch?v=UwlUY3AQd2Q

 

【名曲リレー2362】love#2

■Young And In Love / Millington(‘77)

ファニー解散後ジューンとジーンのミリントン姉妹が組んだのがミリントンでUAに1枚「Ladies On The Stage」を残しています。時代柄AORへとつながるポップロックでとても心地いいのにほとんど評価されてないのが残念。この“Young And In Love”はセカンドシングルとしてリリース。ちょっとソウルっぽい所もありますがいいメロディーです。

https://www.youtube.com/watch?v=8Co0_BZiLdg