【全英チャート】Melting Pot / Blue Mink('69)
ずっと探してた全英チャート本（「The Complete NME Singles Charts」）が見つかったのでパラパラ見てるのですが、70年の1月のチャートなんて実につまらん。どっちかというとロックよりもポピュラーといった感じのMORが半分くらい。まだ英国らしさはあまり感じられないのです。69年の暮れからずっと1位はTVタレントのロルフ・ハリスの”Two Little Boys”だし。そんな中健闘してるのは、ブルー・ミンクの”Melting Pot”で最高位3位。ソングライター・チームのグリーナウェイ＝クックのロジャー・クックとセッションシンガーのマデライン・ベルという男女voのユニットで、バックはハービー・フラワーズ(b)、アラン・パーカー(g)らスタジオ・ミュージシャンが担当した手堅いポップ。白人と黒人のデュオというのも当時珍しかったはず。
https://www.youtube.com/watch?v=uXX2j-I1n54
【名曲リレー2213】free#3
■Running Free / Iron Maiden(‘80)
アイアン・メイデンのデビューシングルがこの“Running Free”。シンプルなビートになりながら途中華麗なgソロが入るなど新しいタイプのハードロックが水面深く潜航中だったことは、門外漢なれどよろこばしい。Voはポール・ディアノです。シングルジャケには早くも“Eddie”が登場。このシングルのB面曲はまるでイントロがサザンロックですが。
