Another Days

tomorrow's another day、some say …

ヴァージニア、マーゴ&マーヴェッツ

【日曜は40人の英国女性歌手】#13 ヴァージニア・アストレイVirginia Astley

 

ヴァージニア・アストレイは、どっちかというとドゥルッティの様なミニマル的な音楽のような印象ですが、83年にHappy Valleyから出た「From Gardens Where We Feel Secure」は英国の田園風景が浮かび上がってくる傑作で、ある1日をテーマにしたコンセプトアルバムでした。教会の鐘の音、少女たちのコーラスにそよ風を確かに感じる、”A Summer Long Since Passed”は超名曲。どっちかというと過ぎ去りゆく夏を惜しむ感じですし、高原の爽やかな夏の朝な感じなんで、連日の体温以上の気温のこの地にはふさわしくないのですが、それでも秋の気配は感じる毎日です。初期のマイク・オールドフィールド的な世界でもあります。坂本龍一と組んだアルバムではよりニュー・エイジ色が強まっていますが。これもまたネオアコ的な1枚です。ドリーム・アカデミー以前のケイト・セント・ジョンとグループを組んでたという話もあります。59年ロンドン出身

https://www.youtube.com/watch?v=VozZoFLsQQI&fbclid=IwAR0jJn3dlYNQVoAR7GE0v5qnO7v14DexG1kKwlwbKNxjzQt-AQLInhSngw4

 

 

 

【名曲リレー2036】love#2

■When Love Slips Away / Margo & The Marvettes(‘67)

このジェリー・ロス曲を最初に誰のヴァージョンで聞いたのかはもう定かではないのですが(オリジナルはディーディー・ワーウィック)、北アイルランドのマーゴ(バーンズ)&マーヴェッツのヴァージョンで。ガール・グループのブームは過ぎサイケの時代に入ってましたていましたがイギリスではこういうゴージャスなポップスは十分支持層がありました。ヒット曲ではないですがいい感じ・「Some Kinda Magic」というロス作品集のコンピ(RPM)で聞けます。

https://www.youtube.com/watch?v=jV9EMpdAGBU

 

【新・私を形成する100本の映画】#35 お熱いのがお好き('59米)
40年くらい前TVの深夜映画で見たのが最初。あの頃は毎日どこかのチャンネルで深夜吹き替えの映画をやっていて夢のような時代でした。TV局が深夜番組というコンテンツに興味を示さなかった頃、映画でもやっとけ、ですんだ頃、懐かしい。
一時期ビリー・ワイルダー監督の作品を熱心に見てましたが、結局はモンローがらみの2本(これと「七年目の浮気」)と「情婦」(おまけで「昼下がりの情事」)あればいいかなあという気もします。パワー・ステーションの曲名にもなった("Some Like It Hot"ね)本作は、禁酒法時代のシカゴのギャングもの風のオープニングで、見てはいけない物を見てしまったバンドマン二人(トニー・カーティスジャック・レモン)が、女装して女性楽団に入り、南国フロリダへ巡業に出かけるコメディですが、半世紀前の作品なのに、大いに笑えるのです。"Running Wild"を歌うマリリン・モンローは素晴らしくキュートですが、ヘアスタイルがおばさんくさい。
4人、立っている人、楽器を演奏している人、室内の画像のようです
 
 
 
Chikako Shirakawa Ajiro、小山 久美子、他3人