Another Days

tomorrow's another day、some say …

チャー、ヒープ

【金曜は雨の歌’22】空模様のかげんが悪くなる前に / CHAR

Charのデビュー作('76)に入ったこの曲は同じキャニオン所属のNSPの天野滋が書いてるのが面白い。十代で参加したスモーキー・メディスン解散後の初ソロ。ラジオでは”ネイヴィ・ブルー”が良くかかってました。

https://www.youtube.com/watch?v=xMq3S1L1Gxk

 

 

 

【名曲リレー2020】dance#2

■The Dance / Uriah Heep(’78)

ジョン・ロートンがデイヴィッド・バイロンに変わって参加した新生ユーライア・ヒープの2枚目「Innocent Victims」(‘78)は、アダルトなハードロックを目指していたように当時感じられました。次第にシーンはこうした音に逆風のムードになりつつあった時期です。アメリカナイズされた音ではありますが、試行錯誤の時期。ワーナーからでたBronzeに最後のアルバムだった記憶(その後東芝→ビクター)しています。狭間の時期だったので再発もされず放置されてました。“The Dance”は“Choices”と並ぶドラマティックなナンバー。

https://www.youtube.com/watch?v=iA5J04KVkrE

 

【新・私を形成する100本の映画】#24 クライマーズ・ハイ(’08日本)
今日はあの日なんで、これを。85年の8月に起きた日航機ジャンボ墜落事件。当時原作者の横山秀夫さんは地元群馬の上毛新聞の記者だったのだとか。ここでの主人公、悠木(堤真一)は北関東新聞の社会部の記者でこの未曽有の事故の「日航デスク」を任され…という話。編集局と販売部の対立、「大久保・連赤(大久保清事件、連合赤軍事件)」以上の大事件に遭遇し意気上がらない上司への反感、うまくいってなかった息子との関係、当日谷川岳に一緒に登山予定で直前に倒れた同僚(高嶋政伸)の葛藤など様々なものが渦巻いています。原田眞人監督の交通整理の手腕には定評がありますが、ここで尾野真千子堺雅人(なんといってもこの人)、遠藤憲一滝藤賢一といった当時あまり知られてなかった俳優を重要な役で起用し見事に才能を開花させています。TV版もありましたが、一番は、原作です。
1人、立っているの画像のようです
 
 
 
佐藤 剛毅、今枝 源一郎、他23人
 
コメント5件
 
いいね!
 
 
 
コメントする
 
 
シェア
 
 
 
 
1941(’79米)
 
「抱きしめたい」のロバート・ゼメキス&ボブ・ゲイルが脚本を書いたハチャメチャなスラプスティック・コメディです。真珠湾攻撃後、次はこちらに来るのでは?と戦々恐々していたLAの人々を描いたコメディ。オリジナルは1h58だが現在はカットされた26mがプラスされたヴァージョンが主流。それはちょっと長すぎる、だらだらしすぎるのが難点。SNL出身のダン・エイクロイドジョン・ベルーシの名を売った作品でもあります。他にはボビー・ディシコ、ウェンディ・ジョー・スパーバーの「抱きしめたい」コンビ、ダイアン・ケイ、ロバート・スタック(映画館で「ダンボ」を見て涙する)、ウォーレン・オーツ、ライオネル・スタンダー、ロレイン・ゲイ、ナンシー・アレン、トリート・ウィリアムス、イライシャ・クック、三船敏郎クリストファー・リー、スリム・ピケンズ、マレイ・ハミルトン、ジョン・キャンディら。とりわけ勘違い甚だしい三船と、操縦桿見ると濡れてしまうセクシー秘書ナンシー・アレンが◎ スティーヴン・スピルバーグの駄作という評価がついてしまってますが、それほど悪く言われる作品でもないです。
 
 
 
 
 
 
ピースメーカー('97米)
ディープ・インパクト」('98)で注目されたミミ・レダー監督の劇場デビュー作。元々はTV畑の人だったそうですが、女性にここまでのアクションが撮れるのか!と当時話題になりました。ジョージ・クルーニーと二コール・キッドマン共演。ボスニア、ロシア、トルコ、NYと世界を舞台にしたスケールの大きなアクションで、リアリティもあって楽しめました。火薬の量で見せるアクションではなく物語性で見せるアクション。さすが。Dreamworks第1作。時代は進んで紛争地域は変わり今もどこかで戦火が、思いは複雑です。
 
 
 
 
 
 
ストリート・オブ・ファイア
ウォルター・ヒル監督の大傑作で、まさにロックンロールの寓話たる世界が展開されています。主題歌のファイア・インクはフェイス・トゥ・フェイスのローリー・サージェント(vo)を中心とした覆面バンドで(劇中ではダイアン・レインが演じ歌います(もちろん吹き替え))、FTFのメンバーが関わってる事は大きく扱われてないので(おかげでいつもミスター・ミスターと間違えます)、FTFそのものがあまり紹介されないので残念。ジム・スタインマンらしい大げさなこってりとした感じが又この映画に合います。椎名恵(だっけ)の日本語カヴァーもありましたね。"Tonight Is What To Meant Be Young"を"今夜は青春"としたのも名訳か。
メインの歌もの以外の劇伴音楽はヒル監督と付き合い深いライ・クーダーが担当し泥くさい世界を展開。ざっくり言うと、悪者にさらわれた姫を奪回するも、それが愛情からなのかお金目当てなのかで悩む話(^^)。ウィリアム・デフォーの悪役ぶり、マイケル・パレとのストリート・ファイトのシーンは結構すごい。