Another Days

tomorrow's another day、some say …

ジョンビバ、COB、パニック

【水曜は君の名は】John The Baptist / /John & Beverly Martyn('70)
 
ジョン・マーティンは奥さんのビヴァリーとジョン&ビヴァリーとして2枚Islandに残しています。ジャケットからして英国的な「Stormbringer」は実はウッドストック録音で、ジョン・サイモンやらリヴォン・ヘルムが加わっています。”John The Baptist”はそこからドラマティックな名曲であります。
 
【名曲リレー1058】of love#3
■Spirit Of Love / COB ('71)
COBはインクレディブル・ストリングス・バンドのクライヴ・パーマーが、フェイマス・ジャグ・バンドを経て結成したバンドで,Clive's Own Bandの略だそうです。ISBもアシッドすぎるとか途中からのエスニックな路線など積極的に好きなバンドではないのですが、COBの71年のファースト「Spirit Of Love」に入ったタイトル曲はなごみます。こういう世界もいいなあ。ただし曲によってはアシッド・フォークになりますが。コーラスでデイライトのクリッシー・クエイルやsswのジリー・マクファーソンも参加してるのがうれしい。
 
 

【映画懐かし地獄】パニック・イン・スタジアム(’74米)

ラリー・ピアス監督の豪華キャストのグランド・ホテル形式のパニック映画。スタジアムに無差別殺人を狙ったスナイパーがいて、それに気づいた観客たちの阿鼻叫喚が描かれます。平和なアメフトマニア一家、破産寸前のギャンブラー、ケリをつけたい熟年カップルetcそれぞれの人生があるのですが、いやいや試合観戦に連れてこられて隣席のユーモアあふれる男性といい感じになってしまう女子大生をマリリン・ハセットが演じてて、ほっこりしました。チャールトン・ヘストンやジョン・カサベテスも渋いのですけど。

【女優さん】マリリン・ハセット(Marilyn Hasset)

難病もの?の「あの空に太陽が」('75)で有名な人ですけど、ラリー・ピアス監督(夫人でもありました)の群像ドラマ+サスペンス・アクションの「パニック・イン・スタジアム」でスタジアムの隣の席の男性に惹かれる女性役が印象的でした。角川映画復活の日」のヒロインに決まっていながら、ロケ地の極寒に耐えられず降板(オリヴィア・ハッセーに)という話もあったそうです。