Another Days

tomorrow's another day、some say …

10000、ドゥービー、

【金曜は雨の歌’22】Rainy Day / 10000 Maniacs

ナタリー・マーチャント(vo)をフィーチャーした10,000 マニアックスの爽やかな”Rainy Day”は97年の「Love Among The Ruins」から。ここにはロキシーの”More Than This”の素晴らしいカヴァーが入ってました。

https://www.youtube.com/watch?v=BXWOBtoKU20

 

 

 

 

【名曲リレー1999】can’t#3

■Can’t Let It Get Away / The Doobie Brothers(’81)

元々コカ・コーラの販促商品となったピクチャーシングル用に書かれたものでパット・シモンズ、ジョン・マクフィー、ニコレット・ラーソンの共作。「One Step Closer」リリース後解散に向かう間にリリースされたシングルでした(最後の「Farewell Tour」にも収録)。僕は決してマクド嫌いではないのですが、80’sに入ってからのライヴでのドゥービーは結構痛々しく、それはパット・シモンズが似合わないR&B志向を出したからで、ブルーグラス的な曲をやったりしてもなんか浮いててました。時代に浮かれてた感じもあります。しかし“愛のゲッタウェイ”という邦題にワーナー洋楽部のダサいセンスを感じます(80’sにワーナーから出た西海岸系のものはもうみんなライナーとかひどかった。得られる価値のある情報はほとんどありませんでした)。

https://www.youtube.com/watch?v=uMZlAleEpNA

 

【新・私を形成する100本の映画】#4 ファントマ危機脱出('64仏)
僕が「ファントマ」を知ったのは、ハヤカワ文庫NVから出た文庫本(79年ごろ)でした。スーヴェストル&アランの原作小説は、良くも悪くも大衆小説で緻密な出来ではない分、再読は辛いかもしれないが、続編、続々篇も邦訳され結構楽しんだ覚え。それからしばらくして深夜映画で見たのが本作。ジャン・コクトー作品で知られるジャン・マレーがなんともスケキヨ(いや正確には青沼静馬)みたいなマスクかぶった悪の帝王(^^)ファントマと新聞記者の2役で出て、老体に鞭打ったアクション・コメディーで、ルイ・ド・フュネスの泥くさいドタバタや、キュートなミレーユ・ドモンジョ(タイム・ボカンのセクシー悪女、ドロンジョの名前はここからでしょうか)が印象的です。例えばルパンと違って、ファントマは平気で裏切り、殺す。アンチ・ヒーローではないのです。シリーズは3本、映画化され、これはその第1作(「電光石火」「ミサイル作戦」と続く)で今見るとかなりくどいです。監督はアンドレ・ユヌベル
 
 
 
 
 
 
Satoshi Sekiguchi、小山 久美子、他8人