Another Days

tomorrow's another day、some say …

オデル、ムーア

【日曜は40人の英国女性歌手(新)】#2 アン・オデル(Ann Odell)

ブルー・ミンクやショパン、ブライアン・フェリー・バンド(来日も)に参加経験もあるアン・オデルは、kb奏者でありsswでもあります。74年にDJMから唯一の(60'sにはジャズの、そして匿名的なライブラリー・ミュージックのソロを変名で出してる様ですが)ソロ「A Little Taste」を出しています。ちょっとケバイジャケットではありますが、収められた作品はニッチポップとしていい出来です。一番好きなのはピアノの弾き語りでssw風の”Lovely”です。他の曲にはクォーターマスからジョン・ガスタフソン(b)、ピート・ロビンソン(kb)、ゲイリー・ボイル(g)、レイ・フェンウィック(g)、グリースバンドのブルース・ロウランド(ds)らが参加。記憶が確かなら、やりとりがあった某船長の話では日蓮宗の信者だったという話でした。フェリーの来日の際OAされたNHKのヤング・ミュージック・ショーでも姿は確認できました。

https://www.youtube.com/watch?v=e4sqMSmer9k

 

 

【名曲リレー1959】fool#3

■A Fool Like You / Tim Moore(‘74)

ホール&オーツ以前にダリル・ホールがいたガリヴァーと言うバンドにいたティム・ムーアは、”Charmer”がアメリカン・ソング・コンテスト(まあユーロヴィジョンやポプコンみたいなもんでしょう)でグランプリ取って注目されたssw。”A Fool Like You”は、イアン・マシューズも大好きな「Go For A Broke」で取り上げたムーアの代表作でしょう。Asylumから出たファースト(正式にはA Small Recording Companyというインディーから出てAsylumから再発)(’74)に入った過剰にセンチメンタルな曲ですけど、ある意味琴線に触れまくります(痒い所に手が届くようなpianoは本人)。これってBearsville録音なんでしたね。

https://www.youtube.com/watch?v=ACe7WJ4NVJ8