Another Days

tomorrow's another day、some say …

マグイン、ヤードバーズ

【新火曜はカヴァー曲のカ】All Night Long

All Night Longというタイトルの曲は多いのですが、ライオネル・リッチーでもジョー・ウォルシュでもなく、フランプトンが組んだフランプトンズ・キャメルがオリジナル。これをロジャー・マッギンが77年の「Thunderbyrd」に入ったヴァージョンで。この新バンドは後にポコのチャーリー・ハリスン(b~元ジューダス・ジャンプ)、ファビュラス・ラインストーンズのグレッグ・トーマス(ds)とマーティ・グレッブ(kb)、後にジャクソン・ブラウン・バンド、フリートウッド・マックのリック・ヴィトー(g~元ボビー・ホイットロック・バンド)という布陣。

https://www.youtube.com/watch?v=IfxL0xu4T6A

 

【名曲リレー1905】lost#3
■Lost Women / The Yardbirds(‘66)
僕の高校の頃は、今みたいに手軽にヤードバーズの音源を入手できる時代ではなかったのです。3大ギタリストという話ばかりが大きくクローズアップされながら、聞けるのは東宝レコードから出たあやしげなBYG音源ばかりでした。だから「ジェフ・ベックヤードバーズ」(その昔は「サイケデリックのエース」という邦題だったらしい)という邦題で「Roger The Engineer」が東芝から再発されたのはうれしかったなあ。大人になった今の耳ではやっぱりビート・バンドなんですけど、当時(70's後半)はモダンハードロックの始祖みたいなとらえ方もあって、それはそれで納得でした。キース・レルフの白いvoやharmonicaも僕には全然OKでした。その冒頭の"Lost Women"は、bassのイントロで始まりタイトにまとまった曲でした。すさまじいジェームズ・ギャングのカヴァーもあります。