Another Days

tomorrow's another day、some say …

ポールおまけ、REO

【日曜は20人のポール】おまけ
20人紹介したのですが積み残しを少々。いつも書いてるんで今回は外したポール・キャラックは、スクイーズ、マイク&メカニックスのvo。元々はジャズロック畑の人でしたが80'sには青目ソウル方面でも評価されてました。スタクリッジのポール・カラスはレアなシングル”Dow-May Line”がつべにあるんで紹介してもよかったのですが、他に書けない…この曲はリンディスファーンみたいです。日本では映画「なんとなくクリスタル」の”I Go Crazy”で有名なsswのポール・デイヴィスはむさくるしい顔が日本ではジャケットに映ることはなくオシャレな風景などでごまかされたAOR風味のアルバムが有名。元々この曲はリリース時にはBangレーベル権利がどこもなく日本では出なかったことも懐かしいです。クラッシュの中ではジョー・ストラマーやミック・ジョーンズの影に隠れて目立たなかったポール・シムノンはベーシスト。パール・ハーバーことパール・E・ゲイツと結婚してましたね。ロキシーのds、ポール・トンプソンは「Manifesto」まで叩いた人。その後コンクリート・ブロンドという若い米オルタナ系バンドに加わってびっくりでした(スプーキー・トゥースのマイク・ケリーがオンリー・ワンズに加わったようなもん)。ガン~3MAのポール・ガーヴィッツ(b)は弟エイドリアンに隠れて目立ちませんが、バジャーのvoブライアン・パリッシュとのパリッシュ&ガーヴィッツの活動もありました。
というわけで、来週からデイヴィッドさん大集合というのをやります。
 
 
 
【名曲リレー1774】do#3
■Like You Do / REO Speed Wagon('72)
スターキャッスル結成に動くテリー・ラットル(vo)の後任として早くもケヴィン・クローニン(vo)が加わったREOスピードワゴンのセカンド「Two」から、長らくステージでも重要なレパートリーとなった変拍子の曲。ブルース・ホール(b)以外は全盛期のメンツが揃い、ロックンロールの長く苦しい旅が始まるのです。
 
「空の大怪獣・ラドン」('56)は東宝の特撮怪獣映画の第3作で初のカラー作品となりました。よく言われるように佐世保西海橋の空軍とのシーン、博多の町が風圧で飛ばされるシーンでの円谷特撮が本当に素晴らしい。冒頭から炭坑内での殺人をめぐる展開で巨大ヤゴのメガヌロン(メトロン星人より早く畳にあがった怪獣なのだとか)が登場し、記憶を失った炭鉱調査員(佐原健二)が見たものは?というミステリアスな展開になります。ラドンの方はなかなか出てこなくて(完全に姿を現すのは1時間近くたってから)、飛行物体の追跡機のパイロットの血まみれのヘルメットだの、各国の外電が異常なニュースを伝えるシーンがあの時代っぽくてユニークです。ヒロインは白川由美でした。