Another Days

tomorrow's another day、some say …

RC、ゴールウェイ

【火曜はRCの30曲】#4 スロー・バラード('76)

初めて聞いたRCとなるとも「Please」よりももう少し前、誰かのオールナイトニッポンの2部の終わり?によく流れてた”スロー・バラード”です。地元局CBCは2部はOAされてなかったので、老人のような歌声(笑)がノイズ交じりのラジオから流れてきてすごくびっくりしましたが曲名とアーティスト名はわからなかったのです(あのノイズからするとオールナイトでなくパックとかセイヤングだったのかもしれない)。これが入った「シングル・マン」は不遇時代のアルバムで、75年に完成しながら様々なトラブルがあってリリースは76年。おまけにすぐ廃盤になって、79年にライターの吉見祐子を中心に再発運動が起こった(正式に再発されたのは80年)ので、初めて聞いたのはそのあたりの時期でしょう。あまりに有名になってしまったのでお約束的な展開を感じてしまうのでちょっとおなか一杯な部分はありましたが。

スタジオ・ヴァージョンではノークレジットですが来日したタワー・オブ・パワーのホーンズが参加。この動画は「ラプソディー」の80年4月の久保講堂。gは当時サポートだったクロスウィンドの小川銀次

https://www.youtube.com/watch?v=p4D17m86dxM

 

 

【名曲リレー1750】get#3
■Come And Get These Memories / Peter Gallway('72)
僕は全く知らなかったんですが、オハイオ・ノックス時代の”Taking Is Easy”がピーター・ゴールウェイ名義でシングルカットされ、そのB面がこのマーサ&ザ・ヴァンデラスのカヴァーでした。多分ボーナストラックにも入ってないんでレア曲だと思います。ちょうどこの頃ピーターはNYを離れカリフォルニアへ移ってきたんでしたね。
 
【FC】
本国ではさっぱりですが日本では評価が高いアーティストがいます(逆は大量にいますが)。その筆頭がアル・クーパーなのでしょうが、ジョン・サイモン、ボビー・チャールズあたりも日本人に深く愛されてますよね。セクションのkb奏者でジェームズ・テイラーの初来日やジャクソン・ブラウンなどの来日にも同行したクレイグ・ダーギーのソロも日本では何度か再発されましたが本国では見向きもされてません。まあうまくない歌ものですが独特の味わいがあります。この”Yellow Beach Umbrella”は、リビー・タイタスのCBS盤でもカヴァーされてたんでご存じの向きも多いかと。