Another Days

tomorrow's another day、some say …

*マクギア、ニルス

【水曜は身内の人たち】マイク・マクギア(Mike McGear
偉大な兄に隠れがちその2、まあ順当なところです。兄はポール・マッカートニー。まあジャンルが違うと言えば違う。マクギアはコメディアンでもありまして60'sにはスキャフォルドで毒のあるそしてナンセンスな笑いを歌に乗せて披露。”Lily The Pink”とか”Thank U Very Much”とかヒットがあります。マッゴー&マクギアのアルバムは一時期かなりのレア盤だったそう。この辺りはブリティッシュビートニクスとして一部の意識高い系?の人たちにも人気です。74年にはウィングスが参加した”Leave It”も話題になりましたが、思ったほど面白くなかったのでした。というわけで”Lily The Pink”を。
 
【名曲リレー1723】going#2
Goin’ Back / Nils Lofgren('74)
ロックの歴史を自分のアルバムでなぞるようなことが多かったニルス・ロフグレンのグリン、クレイジー・ホースを経て最初のソロでは、グリマー・トウィンズに捧げられたキース賛歌もあれば、クロスビー脱退のきっかけを作ったバーズの”Goin’ Back”(作者はゴフィン=キング)もありました。シンプルなピアノが印象的なロックンロール。そういえばこのアルバムは3ピース・バンド(ウォーネル・ジョーンズとエインズレー・ダンバー)で録音されてました。
 
【FC】
"You Are So Beautiful"のヒットが入った「I Can't Stand A Little Rain」('74)は、ジョー・コッカーを集めてた頃、なかなか見つからんかった覚えです。だから80'sの買い付けの際宇田川町にあった頃のタワーで新品を見つけて買って帰った記憶。その1曲目”Put Out The Lights”はジム・ホーンのsaxのブロウが印象的な曲。今聞くとしっかりA&Mが得意とした70'sポップロックの音づくりですね。曲はダニエル・ムーアが書いてます。prodはジム・プライスでした。何度目かのカムバックはとりあえず成功しました。