Another Days

tomorrow's another day、some say …

プラント、チャンピオン

【日曜は20人のポール】#2 ポール・マルチネス(Paul Matinez)
一気にマイナーに転じるのはいつものことですが、2人目のポールはポール・マルチネス。ライチェスター出身のセッションbassist。個人的にはパープル解散後ジョン・ロードイアン・ペイスが出したPALのアルバムにオーディション加入したファンキー系の人という印象ですが、それ以前にはジャズ・オルガンのグルーヴ・ホームスやキャット・スティーヴンス、ストレッチに参加。PAL後ロバート・プラントのソロに呼ばれ何枚か加わったのは、なんかとてもうれしかった。プラントの下でレコーディングした3枚では、曲作りにも加わるなどバンドの一員として活躍。”Big Log”、”Little By Little”といったヒット曲はゼッペリン時代とは一味違う80'sロックでした。派手なTシャツを着てPVなどに映ってることが多いマルチネスです。この頃のgは元ブロンコ、シルヴァーヘッドのロビー・ブラントというのも渋い。
なりすましマック事件を歌ったストレッチ時代のヒット曲ではターバン巻いた奇妙なスタイルでbass弾きます。voはエルマー・ガントリー、gはFBでもファンが多いカービー(「Air Cut」でのg)。
 
 
 
【名曲リレー1643】life#2
■It's Your Life / Champion('78)
デイヴィッド・バイロンと残りのメンバーの折り合いが悪く1枚で解散したラフ・ダイアモンドの残りの4人(クレム・クレムソン、ウィル・バス、デーモン・ブッチャー、ジェフ・ブリットン)が新たにカナダ人シンガーのギャリー・ベルを加えて結成したのがチャンピオン。ただRDの時と違いレーベルのサポートも弱く(Epicでしたが)、時代も過度期だったし、これまた1枚で解散してます。僕は「サウンド・ストリート」で渋谷さんがかけた"It's Your Life"がカッコいいなあと思ってました(当然ラフ・ダイアモンド云々の話はなし)。