【土曜はNew Wave(新)】ギャング・オブ・フォー
久しぶりに80'sのポスト・パンクなやつを。リーズで結成されたギャング・オブ・フォーといえばアンディ・ギルのザラザラしたgが印象的なです。バンド名は中国の「四人組」から取られています。叙情性を一切配したすがすがしさがあります。このファースト「Entertainment！」('79,EMI)は渋谷さんが当時かけまくった記憶。”ビキニ娘とビキニ島”という邦題のこの”I Found Essence Rare”の痛快なgはフィールグッズあたりから影響もあります。
https://www.youtube.com/watch?v=_ibmNGpqU_Q
【名曲リレー1593】motorcycle#2
■Motorcycle Man / John Simon('71)
NWOHMのサクソンにも同名曲あるとのことでしたがもちろん別曲。ザ・バンドやS&Gのprodとして知られたジョン・サイモンが歌いたいという欲求を満たすためにリリースした「John Simon's Album」は日本ではザ・バンドやその周辺のウッドストック・サウンドやsswもの、スワンプロックなどアーシーなものを愛好するリスナーにとって出発点ともいえるアルバムで、とりわけ世界初CD化など日本人に愛されたものでした。歌は上手くありませんがなんとも言えない味わいがあります。この”Motorcycle Man”はダンコ＆マニュエルのザ・バンド組にジョン・ホール(g)、ボビー・キーズ(sax)が加わったユーモラスな表情をたたえるものです。サイモンのラグタイム風のpianoが楽しい。
