【月曜の女たち】ケイト・テイラー
シスター・ケイトことケイト・テイラーが来年に「Sister Kate」50周年で新作を出すことがケイトのつべチャンネルで告知されましたが、すっかりおばあさんになったケイトに続いてのピーター・アッシャーの姿にもちょっとびっくりでした。それに先駆けたこの”Beautiful Road”、画像は若い頃の写真のスライドショーですが、声も若いので昔のものでしょう? ちゃんとしたアルバムは3枚しか出てないんですが、いい曲です。
【名曲リレー1476】phone#3
■Girls On The Phone / The Jam('79)
ジャムが頭角を現したのは3枚目の「All Mod Cons」あたりからですが全英#1となった”The Eton Rifles”が入った「Setting Sons」が個人的なジャムとの出会いの1枚として忘れられません。小気味よい”Girls On The Phone”は1曲目で、電話で話すGFの事を歌ったラヴソングですがちょっと皮肉っぽい歌詞も面白い。
【先週の読書】
オネエ言葉のウィルス・ハンター(米国製薬会社勤務)、神原恵弥(かんばらめぐみ)シリーズ第3弾。今回はトルコを舞台に「全身に黒い苔の生えた死体、入国後に消息を絶った気鋭の女性科学者」の謎を追う、という導入から、こういう終わり方だったっけ!といういつものエンディングまで、独特の世界観。一周の観光ものなので本筋よりもナザール・ボンジュウ(トルコの目玉のお守り、鬼太郎のオヤジみたい)とかアルテミス(卵を体に付けた奇怪な女神像、トルコのイフェソス遺跡が有名)とか脇道のエピソードがおもしろい。あとパンデミックは必ず来る、と5年前のこの作品で予言しております。